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えっ、もう……!? 地味にツラい“若白髪”の真実

7/23(日) 20:01配信

ELLE ONLINE

鏡を見ていたら、ある日突然発見する白髪……たとえ1本、2本のことであっても、「老化が始まった?」と落ち込む女子も多いはず。でも心配しないで。「白髪を見つけてすぐに“老化現象”と決めつけるのは早いです。お手入れ次第で増えるのを遅らせることができるのですから」と語るのは、脇坂クリニック大阪・院長の脇坂長興先生。まずは白髪のメカニズムを知って、自分の髪の状態を把握して。

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そもそも白髪はなぜできるの?

まずは、髪のメカニズムについておさらい。「髪の色は、髪の毛皮質(コルテックス)に主に存在するメラニン(メラニン色素)の種類と量によって決まります。メラニンには黒色メラニンや真正メラニンとも呼ばれる『ユーメラニン』と、黄色メラニンや亜メラニンとも呼ばれる『フェオメラニン』があり、日本人の髪はほとんどがユーメラニンです。一般的にメラニンの総量が多いと黒髪、メラニンの総量が少ないのがブロンド、その中間は栗色といわれています」(脇坂クリニック大阪 脇坂長興先生)

髪色を左右するメラニンは、毛根の最深部にある毛球部メラノサイト(メラニン細胞)でつくられているけど、何かしらの原因でメラニン色素がつくられなくなると髪の毛に色をつけることができなくなり、白髪が発生するというわけ。「その原因は大きく2つ。細胞の劣化、つまり細胞自体の老化現象によるものと、加齢や遺伝が影響するメラニンをつくる細胞の絶対数の減少によるものといわれています」(脇坂先生)

老化ではないのに白髪が生える原因は? 防ぐことはできる?

では白髪の2大原因である遺伝や老化とは関係なく、20~30代の女性に白髪が増えているのはなぜ?「若い年代での白髪のメカニズムは実は解明されていないのですが、考えられるとしたら『後天性環境因子』によるもの。例えば、無理なダイエットや睡眠時間の不足、喫煙は頭皮にダメージを起こす3大要素といわれています。最近では、心的ストレスや紫外線などによる外的環境による影響も少なくありません。メラニン色素をつくるメラノサイトは、ストレスがかかっていると正常な働きができなくなり、自律神経のバランスも乱れ、末梢血管の血流が悪くなってしまうため、頭皮から髪の毛へ充分に栄養が送られなくなってしまうのです。

ですが、ストレスや食習慣が原因であれば、生活習慣を改善すること未然に防ぐことができますし、遺伝性のものであっても進行を緩やかにすることは可能。心掛け次第で若白髪を防ぐことはできますよ!」(脇坂先生)

白くなった髪の毛は、二度と黒くならないの?

黒色メラニンをつくれなくなると白髪になるメカニズムはわかったけど、若い世代の白髪の場合「白髪確定!」という判断を下すにはちょっと早いかも。「その白髪になった髪が、たまたま血行不良でメラニンをつくり出せなくなっただけかもしれません。再度メラニンをつくることができる環境が整えばれば、黒髪に戻ることもあります」(脇坂先生)。白髪を見つけたからといって悲観的にならず、生活習慣やケアで改善していくことが大切!

(text : Mayumi Hasegawa)

最終更新:7/23(日) 20:01
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