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絶景レストラン、飯能で25日オープン クラフトビールと地中海料理

7/23(日) 10:30配信

埼玉新聞

 埼玉県飯能市の代表的な観光スポット「飯能河原」を一望する場所に、地元産の原料を使ったクラフトビールと本格的なアラブ・地中海料理が楽しめるレストラン「CARVAAN(カールヴァーン)」が25日オープンする。長年、廃墟となっていた結婚式場兼旅館の跡地に立てられた。経営するのは、同市久須美に本社を置く輸入食品販売会社「FAR EAST(ファーイースト)」の佐々木敏行社長(51)。景勝地で多種多様な異国料理を提供するとともに「地元の交流の場となれば。飯能の活性化に貢献したい」と来店を呼び掛けている。

異文化の提供

 木造2階建ての店舗は、飯能河原を見下ろす風光明媚(めいび)な場所に立つ。店内では、アラビア職人の技術を駆使した家具や照明、食器を使用し、異文化にあふれる空間を創出。全面ガラス張りの窓からは、四季の移ろいを満喫できる。

 ビールの原料は地元産にこだわり、ホップと大麦を市内の自社農場で栽培。店内に併設したビール醸造所で造る。世界各国のワインも取りそろえ、グラスで提供。料理は多様な食文化を堪能できる「アラビアンプレート」がお薦めメニューだ。

 「カールヴァーン」はペルシャ語で、バザール(市場)に商品を運ぶ隊商を意味し、「キャラバン」の由来にもなった言葉。佐々木社長は「世界の食文化を皆さんに紹介する、世界の食文化と食文化をつないでいく。そうした意味合いを込めた」と話す。

式場跡を再生

 飯能河原は、入間川が蛇行してできた広い河原。豊かな緑に囲まれ、川遊びやバーベキューで高い人気を誇る。多くの観光客が訪れる観光スポットで、市民の憩いの場でもある。店舗は、その飯能河原を見下ろす最高のロケーションにある。

 この地は、かつて結婚式場を兼ねた旅館「岩清水」があったが、10年以上前に閉館し廃墟となっていた。こうした事態を見かねて、地元の飯能信用金庫が土地と建物を買収。跡地の有効活用を模索していたところ、同社が名乗りを上げた。

 同社は、渋谷ヒカリエやルミネ新宿をはじめ全国主要都市に、輸入食品販売店を計11店舗展開。女性活躍推進に積極的な会社としても知られる(現在の従業員は女性は146人、男性8人)。

 3年前の当時はまだ市内の出店はなく、佐々木社長は「お役目が来た。地元のためにできる限りのことをしたい」と出店を決意。貿易業のノウハウを生かし、4億円を投じて、従来にない異国情緒あふれるレストランを目指した。

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最終更新:7/23(日) 10:30
埼玉新聞