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元芸人が号泣 テレビ局プロデューサーのひとこと

7/23(日) 1:40配信

ニッポン放送「しゃベル」

映画パーソナリティ・コトブキツカサが“映画だけじゃない”話題でしゃべり続けるインターネットラジオ番組「コトブキツカサのオールナイトニッポンモバイル」の第47回が配信。芸人時代に流した忘れられない涙の体験について語った。

さまざまなテーマでのフリートークと共に、毎週一枚はリスナーからのメッセージを紹介しているこの番組。映画や仕事にまつわる質問、さらに「どうやったら映画館へ足を運んでもらえるか」のアイデアなどを募集し、意見交換を行っている。

そうした中、今回は番組宛てではなく、コトブキツカサの公式Twitterに届いた「映画で泣くことはありますか?」というリプライをキッカケに、仕事現場で泣いてしまった約10年前の想い出について回想。

15年近くお世話になってるテレビ局のプロデューサーがおり、その人物からは事あるごとに、「がんばれよ」と声をかけてもらっていたという。そんなある日、「今度、担当する番組があるけど、お前を推薦しておくから」と直接声をかけられ出演が決定。

その番組は、「大喜利」や「ものまね」など、5つのジャンルでネタを行い、勝ち抜いていく正月特番で、出演者は小島よしお、エド・はるみ、ゆってぃーなどなど当時、勢いに乗っていた芸人ばかり。コトブキ自身、挑戦前から「自分だけ知名度が低いのでは?」と不安に感じていたと語る。

実際、収録本番でも観客からの反応は厳しい状況が続く中、最後のミッションで行ったネタで少しだけ笑いの波が。残り時間で、そのネタをさらに強調するべきか迷ったが、下ネタ寄りの内容だったこともあり、躊躇して不完全燃焼のままネタを終えてしまったと振り返る。

結果、番組内でも敗退。「せっかく推薦してもらったのに申し訳ない…」という気持ちで、プロデューサーに謝りに行ったところ、こんなアドバイスを受けたという。「俺は面白かったと思うけどな。…ただ、最後の下ネタっぽいヤツ、せっかく笑いが起きてたんだから、もっと押せば良かったと思うけど。」

自分の中で迷った部分を言い当てられたことと、意外な優しい言葉に、一気に感情が高ぶり、トイレにこもって号泣してしまったと語る。

その後、同プロデューサーから再び番組へ呼んでもらったコトブキ。今度はネタ勝負の特番であり、スタッフとの打ち合わせを経て、完全な新ネタで挑むことに。

結果は「大爆笑ではなかったものの、そこそこ笑いが起こった。前の番組に比べれば観客の反応が良かった」という感触があったという。コトブキ自身「今回は呼んでもらった恩は返せたはず」と安堵しながら、番組終了後、プロデューサーに会いに行ったという。

すると「お前、全然ダメだよ。あのネタ、本当ならもっと行けるからな。まさかお前あのくらいの笑いで満足してんじゃねぇだろうな?」と痛烈なダメ出し。

再び心の奥を見透かされたようで、胸に響いたと同時に、「自分の成長のために的確な助言をくれるプロデューサーの深い愛を感じ、またしてもトイレにこもって号泣してしまった」と振り返った。

ニッポン放送