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オーストラリアの元テニス選手、ピーター・ドゥーハンが56歳で死去

7/23(日) 22:30配信

THE TENNIS DAILY

 1987年の「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/グラスコート)でボリス・ベッカー(ドイツ)を破ったことでもっとも知られる、オーストラリアの元テニスプロ、ピーター・ドゥーハンが56歳で亡くなった。土曜、豪州テニス協会テニス・オーストラリアが、声明文の中で発表した。

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 ドゥーハンは9週間前、特に進行が速く深刻な筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう)と診断された。これは、メジャーリーグのスターがかかったことから「ルー・ゲーリック病」の名でも知られる神経変性疾患で、最終的に呼吸筋麻痺などを引き起こす、現在明確な治療法のない病である。

 ドゥーハンは、7月1日に、ウィンブルドン2回戦でのベッカーに対する勝利の30周年記念を祝った。それは当時、ウィンブルドンの大会史上最大の番狂わせとみなされていたものだった。

 当時、世界ランク2位のベッカーは第1シードで大会の優勝候補だったが、ドゥーハンは同年を301位で始めた71位の選手だった。彼は7-6 4-6 6-2 6-4で勝利をおさめ、『ベッカー・レッカー(ベッカーの破壊者)』のあだ名をいただいた。

 ドゥーハンのキャリア最高ランクはシングルス43位、ダブルスは15位だった。(C)AP (テニスマガジン/テニスデイリー)

Photo:Defending champion Boris Becker of West Germany (left) and unseeded Australian tennis player Peter Doohan during their second-round match in the Championships at Wimbledon, London, 26th June 1987. Doohan eventually defeated the top-seeded player, 7-6, 4-6, 6-2, 6-4. (Photo by Chris Cole/Getty Images)

最終更新:7/23(日) 22:30
THE TENNIS DAILY