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【スーパーGT】あと一歩で逆転優勝叶わず2位、本山哲「非常に悔しい」

7/23(日) 23:08配信

motorsport.com 日本版

 スポーツランドSUGOで行われた2017年のスーパーGT第4戦。#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正)は、最終ラップまで#1DENSO KOBELCO SARD LC500と競り合い、2位表彰台を獲得。日産勢に今季初の表彰台をもたらした。

【写真】第4戦SUGOの表彰台に上がった、激闘を乗り切ったトップ3

 予選では15番手と後方に沈んだ#46 S Road CRAFTSPORTS GT-R。レース結果を大きく左右したのが47周目のピットインだった。この時の戦略やピットインの判断について、スタートドライバーを担当した千代はこのように振り返った。

「ウエットでなるべく引っ張って、コンディション的にドライに切り替わるベストなタイミングで入りたかったのですが、相手とのタイミングを探っていました」

「2回目のセーフティカーが入った時に、リスタート時に入ることもできたんですが、スリックタイヤでアウトラップをするより、ウエットタイヤで1周多く走った方が、前に出られる判断でした。それで1周引っ張ったのですが、そのタイミングでピットアウトした瞬間にセーフティカーが出ました」

 こうしてライバルを逆転した状態でセーフティカーが入り、#1DENSO KOBELCO SARD LC500を除くトップ4台がまだピットインしていない状態で背後につくことができた。

「こればっかりは運でした。でも、あの判断ができたのは、荒れたレース展開の中ではすごく良かったなと思います」と千代はコメントした。

 今回は予選15番手から追い上げての2位。日産GT-R勢にとっても今季初の表彰台となったのだが、あと一歩のところで#1DENSO KOBELCO SRAD LC500を逆転できる状況だっただけに、後半スティントを担当した本山は、悔しさを見せていた。

「非常に悔しいですね。本当に(トップが)目の前だったので」

「ファイナルラップの2コーナーでもチャンスがありましたが、そこは接触しそうだったので引きました。後半の速さに関しては自分たちの方があったので、勝てるレースではあったかなと思いました」

 今回のハイライトの一つとなったのが、最終ラップのSPコーナーで平手と交錯したシーン。その1周前から雨が降り始めていたのだが、その時点で想定以上に滑りやすい状況になっていたという。

「前の周あたりから馬の背コーナーで雨が降り始めて、そこまで滑るほど濡れないだろうなとは思っていましたが、最終ラップでSPコーナーに行ったら想定よりも滑る状況でした。2台とも飛び出していたので、どっちが先に戻るかの競争になっていました」

 また、今回から日産GT-R勢がアップデートしたエンジンを導入。本山も確実な進歩を感じていた。

「明らかに進歩していますが、それでもライバルに対して勝っているかというと、少し負けていると思います。ただシーズンオフの状況から考えると確実に進歩していますね」

吉田知弘