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第5次厚木基地爆音訴訟の原告団が結団式 360人参加

7/23(日) 6:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 厚木基地(大和、綾瀬市)の航空機騒音解消を求める第5次厚木基地爆音訴訟の原告団結団式が22日、大和市内で開かれた。8月4日に横浜地裁に提訴するのを前に、原告ら約360人が参加し、団結を確認した。

 原告数は6063人。原告団長を務める大波修二さんは「基本的人権を無視した軍事優先の流れを阻止したい」と語り、「私たちの意向に沿った勝利の判決を勝ち取りたい。ともに闘いを前進させよう」と呼び掛けた。

 4次訴訟では一審と二審が自衛隊機の一部飛行差し止めを認めたが、昨年12月の最高裁判決で退けられ、二審が命じた将来分の損害賠償も同様に覆された。5次訴訟では4次を踏襲し、民事と行政の両訴訟を同時提起する。基地を離着陸する米軍機・自衛隊機の飛行差し止めと騒音被害に対する損害賠償を国に求める。

 弁護団長の福田護弁護士は「(4次訴訟で)深刻な被害を認めたことの重みは、決して消え去ることはない。5次では最高裁の見方、考え方、論理を克服していく」と述べた。同基地に駐留する米空母艦載機は来年5月ごろまでに岩国基地(山口県)に移駐される予定だが、継続して声を上げる必要性を強調。「子や孫の世代に静かで平和な空を引き継ぐためにも全力で闘う」と誓った。

 現在までに延べ約7500人から原告申し込みがあり、今秋ごろの追加提訴までに計1万人の原告数を目指していく。

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