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戦前の写真、次代につなぐ歴史的資料 「1935年の沖縄」ギャラリートーク

7/23(日) 12:45配信

沖縄タイムス

 沖縄タイムス創刊70周年プレ企画、写真展「よみがえる古里~1935年の沖縄」(主催・沖縄タイムス社、朝日新聞社)のギャラリートークが22日、那覇市久茂地のタイムスビルで開かれた。識者ら3人が、1935年に朝日新聞記者が沖縄県内で撮影した写真の資料的価値などについて説明し、約100人の来場者が耳を傾けた。沖縄国際大学教授の吉浜忍さんは「沖縄戦以前の研究が進んでいない中、次の時代につなぐ大事な歴史資料だ」と写真の意義を強調した。

 写真史研究所研究員の仲嶺絵里奈さんは「那覇や首里などの観光地ではなく、農作業をしている古謝や糸満の漁など、人々の営みを撮った貴重な写真」と同時代のほかの写真との違いを説明。朝日新聞フォトアーカイブ担当次長の清水隆さんは、朝日新聞大阪本社でのネガ発見の経緯を語った。司会は沖縄タイムスの堀川幸太郎記者。

 那覇市の玉城徳正さん(64)は「歴史資料としての価値を踏まえ、いろんな視点で写真を見てみたい」と話していた。写真展は30日まで。

最終更新:7/23(日) 12:45
沖縄タイムス