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サインツJr.放出には「大きな価値をもたらすオファーが必要」とレッドブルF1代表

7/23(日) 12:41配信

オートスポーツweb

 カルロス・サインツJr.は現状に不満をつのらせており、ここ数カ月にわたってトロロッソF1チーム離脱を目論んでいるとの噂が流れているが、実際はレッドブルとの契約に縛られている。

レッドブルF1チーム代表のクリスチャン・ホーナー

 サインツJr.は2015年のオーストラリアGPでトロロッソからF1デビューを飾って以来50レースに参戦。今季はチームでの3年目を迎えている。

 2016年はシニアチームであるレッドブルへの昇格は見送られ、マックス・フェルスタッペンに先を越されたことで、彼は不満を抱いていた。最近のサインツJr.は他チームでキャリアを追求することについてオープンに話しているものの、チームは残留を強く主張している。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは今週、記者団に以下のように語った。

「何も変更はない。カルロス・サインツ(Jr.)はレッドブル・レーシングとの契約がある。契約はまだ2年間残っている」

「我々は彼を資産として評価しており、資産には価値がある。我々は彼をフォーミュラBMWからF1に迎えた。資産をただ他にやってしまうようなことはあり得ない」

 しかしホーナーは、妥当なオファーが提示されれば、レッドブルはサインツJr.を手放す考えがあることを認めた。

「もし誰かがオファーの用意があるというのなら、もちろん我々は検討するだろう。だがそれは大きな価値をもたらすものでなければならない」

 ルノーがサインツJr. を引き抜き、ハンガリーGPでジョリオン・パーマーと交代させたがっているという憶測は強く否定された。他にサインツJr. 獲得のためにレッドブルにアプローチしたチームはあるかと尋ねられたホーナーは、強い口調で「ノー!」と答えた。

「そうした憶測がどこから来るのか分からないが、ハンガリーGPについてそんな噂が流れているとは信じられないよ」

 しかしレッドブルにはシートが空く様子がなく、2016年のGP2チャンピオンであるピエール・ガスリーのような新人ドライバーがジュニア開発プログラムから昇格してこようとしている状況では、何かしらの動きが必要である。

 ダニエル・リカルドは現在2018年末までの契約がある。またフェルスタッペンはフェラーリへの移籍が噂されているものの、チームは彼を2019年末まで留めるオプションを保持している。両ドライバーの契約について、ホーナーは次のように話す。

「彼らは完全に契約に縛られている。このふたりについては、どんなに高い金額を積まれても十分ではない。2019年はまだまだ先だ。2019年がもう少し近づいてきたら、ダニエルとは間違いなく話を始めるだろう」

 一方、サインツJr. のチームメイトで、昨年フェルスタッペンと入れ替わりに降格となったダニール・クビアトは、2018年はトロロッソに留まるとみられている。

「将来のことは12月31日までに決めればいい。今シーズンの彼を掘り下げて見ると、これまでのところかなり良いシーズンを過ごしている。パフォーマンスを細かいところまで見れば、非常に優れたドライビングをしているよ」とホーナーは述べた。

[オートスポーツweb ]