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保留理由のイルカ漁、推進協「説明しない」 伊豆ジオ審査

7/24(月) 8:20配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 伊豆半島ジオパークは2015年9月に世界ジオパーク認定が「保留」とされた際、伊東市のイルカ追い込み漁の問題が理由の一つとして指摘された。伊豆半島ジオパーク推進協議会は「イルカ漁はジオパークの審査とは別の話」として、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への申請書には触れてなく、今回の現地審査でも「こちらから説明することはない」としている。

 イルカ追い込み漁に関しては、保留となった際に指摘された10項目の課題のうち、「地質の国際的価値の証明」とともに主要な2項目の一つとして挙げられた。指摘事項は当時の審査機関の世界ジオパークネットワーク(GGN)からではなく、ユネスコの担当者から伝えられていた。

 同協議会は15年12月、イルカ漁が認定の可否を左右する関係性について、根拠を含めて明確に示すよう求めた質問書をユネスコの担当者宛てにメール送信したが、回答はなかったという。

 イルカ追い込み漁はいとう漁協(伊東市)が水産庁指定の捕獲枠を持っているが、04年を最後に捕獲はしていない。

静岡新聞社