ここから本文です

『グラナド・エスパダ』新たなる船出! 数々のアップデートが発表された11周年イベントの模様をリポート

7/24(月) 20:43配信

ファミ通.com

文・取材:ライター カイゼルちくわ

●消え行く? 消えない? その真相は!?
 2017年7月22日、東京・新宿にて、ハンビットユビキタスエンターテインメントが運営するPC用MMORPG『グラナド・エスパダ』の、サービス開始11周年記念オフラインパーティーが開催された。
 このパーティーと併せて公開された特設サイトや、会場の模様を配信するニコニコ動画の生放送では、タイトルに“消え行く……最後の開拓へ”という、あまりに気になる文言が。

 10周年の大型アップデート以来、大きな変更やイベントが見られなかった本作。パーティー開始前から、ひょっとして……と思うユーザーも多かったようだ。

 イベントはMCを務めるコスプレ占い師・渚さんとスペシャルゲストである『グラナド・エスパダ』の楽曲を手掛ける作曲家・ピアニストの久保田修氏のトークからスタート。なお、本作のイラストを手掛ける小林智美氏はお忍び参加とのこと。

 続いて、本作の新プロデューサー田中拓郎氏と、元プロデューサー中尾圭吾氏が登壇。着任の挨拶と後輩いじりをひと通り済ませたところで、早くも注目の大発表へと移る。

 まず田中プロデューサーからは、「実際は消えません!」という力強い宣言が飛び出した。

 今回のタイトルの文言は、現在ある3つのサーバーをひとつに統合した新サーバーを誕生させることを基軸とした、これまでにない大規模なアップデート群のことを意味していたのだ。

 これまでのように宝石の名前を冠したものではなく、ゲームタイトルを冠した新サーバー。プロデューサーいわく「背水の陣というくらいの気持ちでゲームを盛り上げていく」という意気込みの表れとのこと。

 サーバー統合と聞くと普通は負荷増加などのマイナスイメージが付きまとうが、この新サーバーはさまざまな面で負荷軽減やプレイ環境への配慮がされており、太くしっかりとしたサーバーになるとのこと。さらに、ひとつのサーバーにスタッフが集中することで、人手不足でできていなかったGM(ゲームマスター)によるインゲームサポートも復活する。

 さらに、11周年記念アップデート群は新統合サーバーの設置のみに終わらない。現場にいちばん近く強い田中プロデューサーを中心として、11周年を機にさまざまな部分をリカバリーしていく。

 そのためには開発会社IMC Gamesとの連携は必須だが、心配は無用。IMC Games代表取締役キム・ハッキュ氏と同社『グラナド・エスパダ』開発チーム長チョン・ウィジン氏が登壇し、ハンビットユビキタスエンターテインメントとの提携強化を宣言してくれた。

●7月26日以降のアップデート内容を一挙に発表!
 渾身の改革の先駆けとなる、実際のアップデート内容はどうなのだろうか。田中プロデューサーからは「これまで沈んでいた部分、問題となっていた部分を重点的に改修し、体感できる楽しさを盛り上げていきたい」という方針とともに、大型アップデート“巨人の紋様”の内容が発表された。

・新スタンスと新キャラクターの実装

 直近のアップデート内容として、7月26日に新統合サーバーとともに実装される新キャラクター&新スタンスも紹介された。

 新スタンスはネナに実装される変身スタンス“ヴィオレッタペロ”。槍を使う中距離特化スタンスで、多様なスキルやビジュアル面にも、並々ならぬこだわりが詰め込まれているとのこと。

 もうひとつの新スタンスはシャルリンの“ヘスティア”。人気キャラクターながら大味なスキルが多かったシャルリンだが、この新スタンスでソロでもスクワッド(パーティープレイ)でも活躍できるようになる。

 そして、新キャラクターとしてレイチェルが成長した姿が2通り実装されるとの発表も。開拓民としてまっすぐ成長した姿と、憧れの同性キャラクター・ルディンを追いかけ続けた結果の姿という、対比が気になる2キャラクターだ。

・さまざまなゲーム内改善アップデート

 田中プロデューサーからは、11周年を機にした大改修の始まりとして、いくつもの改善アップデート内容が発表された。10周年アップデート以降、ユーザーからも多くの改善要望が寄せられていた部分が中心となっている。

 また、10周年で実装されたキャラクターに対して大規模な変更が入る。一部の強力なキャラクターに人気が集中し、多様性が弱まっていることに対してのフォローのようだ。

 この変更は単なる下方修正ではなく、“最上位のキャラクターである”という利点をキープしたまま調整を行なったとのことだ。さらに、これらのキャラクター性能が体感的に影響するミッションも、より楽しめるように調整が行なわれる。

 発表の合間に行なわれた質疑応答では、8月以降にエレメンタルクラウンがマーケットで使用可能になる予定があることなどに加え、統合後の気になる点がいくつも明らかにされた。

 これらについては、公式サイトに詳細や注意点が掲載されるとのことなので、7月26日当日までにぜひチェックしておいてほしい。

 さらに、イベント前日にIMC Gamesからいただいたという、今後のアップデートに関する気になる画像も大量に公開された。

 田中プロデューサーをはじめとする日本のスタッフも前日に見たばかりで、詳細はまだ不明とのこと。ステージでは各画像についての予想が、大いに盛り上がった。

 今回のイベントで判明したのは、このアップデートがルネッサンスアップデート以来の大規模なものになるという点と、新マップ“約束の地アルトリア”を舞台とした“開拓”をテーマとしたものになるという点のみだ。

 アップデートの詳細は不明ながら、これほどまでにスケールの大きい新マップが用意されているという点から、IMC Gamesの11周年にかける意気込みが大いに感じられる。

 また、IMC Gamesからは、変身スタンスでの外見変更といった新機能の数々と、スマートフォンで外出先からも『グラナド・エスパダ』を操作できるアプリ“ジモコン”のver.2.0の仕様も発表された。

・11周年記念イベント

 アニバーサリーとなれば期待が高まって当然の11周年記念イベントについてもさまざまな発表がされた。まずは現行、復帰、新規のそれぞれのユーザー層に対しての、記念特典が用意される。

 そして、11周年イベントの主軸はソロとスクワッドそれぞれのスペシャルミッションだ。ソロ用のスペシャルミッション“英雄達の軌跡”は、全プレイヤーが同じ強さの固定キャラクターを使って挑むコンテンツとなっている。

 こちらとは別に、スクワッド用のスペシャルミッションとして用意されるのが“収容所の慟哭”だ。

 古参プレイヤーにはおなじみ“ジャケンマラソン”を今風にアレンジしたミッションで、キャラクターが弱くとも、スクワッド内の絆があれば先に進める内容になっているらしい。逆に言えば、協力ができないスクワッドでは、先へは進めないということだ。

 上記のアップデートは第1弾が7月26日に実施され、8月にも多くのコンテンツが追加される模様。詳細なスケジュールについては、公式サイトなどで逐一チェックしていこう。

●実機プレイにライブなど、催しで新たな船出を祝う!
 盛りだくさんのアップデート内容の発表に加え、会場内の参加者が11周年スペシャルミッションに挑む実機先行プレイのコーナーも開催された。

 クリア内容しだいで来場者へのプレゼント内容が決まるという、なかなかにプレッシャーがかかる実演となったが、登壇した古参プレイヤーは見事な腕前で初見ハードクリアを連発! 会場から惜しみない拍手が送られた。

 さらに熱が冷めやらないステージの締めとして、作曲家の久保田修氏によるスペシャルライブも開催された。

 久保田氏のピアノに加え、パーカッション、ギター、コントラバスのカルテットによる『グラナド・エスパダ』楽曲の生演奏。軽快ながらムーディーな音色に、会場全体が最後まで聴き入っていた。

 スペシャルライブ後、エンディングステージでは出演者が全員登壇。松田氏からの「11年を迎えられたのもクリエイターやユーザーの皆さんのおかげです。安心していただけるよう発表を行ないましたが、1年後の12年のさらなる先も、田中新プロデューサーを筆頭に、サービスをより良く継続していけるように頑張っていきたいと思っています」とのコメントで締めくくられた。

 11周年を迎え、しばらく動きがなかったぶんを一気に取り戻すべく、サーバーとともに心機一転の姿勢で動き出した『グラナド・エスパダ』。インゲームサポートの充実、座談会などでのユーザーからの意見収集と反映など、よりよいゲームに成長する土台は十分に整ったと言える。

 ユーザーの皆さんには、スタッフとともに本作を盛り上げて、かつてだれも見たことがない開拓の果てを目指していただきたい。まずは新統合サーバーにおける注意点などを公式サイトでチェックだ!

最終更新:7/24(月) 20:43
ファミ通.com