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【富山】富山第一、快勝 エース森が11K完投

7/25(火) 7:03配信

スポーツ報知

◆全国高校野球選手権富山大会 ▽3回戦 富山第一7―2富山商(24日・県営富山)

 3回戦3試合が行われ、8強が出そろった。2連覇を狙う富山第一は、富山商に7―2で勝利。最速146キロのエース右腕・森圭名(3年)は力強い速球と変化球で、富山商打線から11奪三振をマーク。6安打2失点に抑え、完投勝利を挙げた。新湊はピンチに再登板した先発・長谷川太一(3年)の好投などで、富山中部を8―5で下した。

 北陸屈指の本格右腕・森が、気迫で134球を投げ抜いた。9回の打席で右太もも裏をつるアクシデントがあったが、最終回のマウンドも強行出場。「富商は強いので、少しでも隙を見せられない。エースとして、最後まで責任を持って抑えたい」と森。3試合連続の登板だったが、140キロ前後のストレートを武器に真っ向勝負。最後の打者を空振り三振に仕留め、昨夏の決勝と同一カードの激戦を制した。

 断続的な雨でマウンドはぬかるみ、バント処理では足を取られる場面も。速球、変化球ともに浮いて、コントロールに苦しんだ。「打たせていいよと野手が言ってくれた。三振を狙うのではなく、打たせて取るようにした」と森。3回2死満塁のピンチも迎えたが、強気の投球は崩さず、最少失点に抑えた。ネット裏ではヤクルト、ロッテの2球団が視察。ヤクルトの中西親志スカウトは「マウンドさばきがいい。ストレートに力があるし、スライダーの制球力もいい。体格もいいので、将来的にも楽しみ」と成長に期待を込めた。

 準々決勝の相手となる高朋の3番・高畑光生遊撃手(3年)とは、ライバルで親友だ。自主トレでは同じジムに通って体を鍛練。練習帰りには、一緒にご飯を食べて交流を深めてきた。室内練習場で勝負をしたこともあるが、高校では初の直接対決となる。高校通算本塁打39本の高畑に対し「あいつに打たれないため、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。明日は本気で勝負したい」と森。4強入りをかけ、力と力の戦いに挑む。(中田 康博)

 ◆森 圭名(もり・けいな)1999年7月28日、富山市生まれ。17歳。長岡小2年から野球を始めた。呉羽中1年に捕手から投手に転向。高校入学後は1年春に公式戦初登板。173センチ、83キロ。右投右打。血液型A。得意科目は簿記。好物はレタス。

最終更新:7/26(水) 9:31
スポーツ報知

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