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“平成の三大未解決事件“3人が射殺されたスーパーナンペイ事件から間もなく22年 関係者の思い

7/24(月) 17:40配信

AbemaTIMES

■警視庁管内における平成の「三大未解決事件」

(C)AbemaTV

 『覚えていますね』

 日本を震撼させた「八王子スーパーナンペイ強盗殺人事件」が未解決のまま、22年が経過しようとしている。今、事件現場となった東京都八王子市にあったスーパーナンペイ大和田店の跡地には当時を偲ばせるものは何一つ残っていない。あるのは、情報提供を求める立て看板だけだ。

 AbemaTV『AbemaPrime』では、発生当時からこの事件を追い続けてきた所太郎氏と、事件を振り返った。

 1995年7月30日。住宅街の中にある小ぶりなこの地域密着型スーパーで、パート従業員の稲垣則子さん(当時47)、そして高校2年生のアルバイト・前田寛美さん(当時16)とその友人の矢吹恵さん(当時17)の女性3人が射殺された。

 事件発生当日は、わずか60メートルの距離にある公園で盆踊り大会が行われており、当日非番だった前田さんは、矢吹さんの終業後、一緒に参加するために事務所を訪れていたところだった。

 現場となった2階の事務所では、前田さんと矢吹さんが中央付近に倒れた状態で、稲垣さんは奥の壁に寄りかかった状態で亡くなっていた。放たれた銃弾は5発。稲垣さんは頭部に2発、前田さんと矢吹さんは粘着テープで手を縛られた上に口を塞がれ、頭部を撃ち抜かれていた。3人とも至近距離から銃撃されており、犯人にためらった形跡はみられなかった。当時、スーパーではバーゲンを開催していて普段の倍以上の売り上げがあったが、金庫には銃弾の痕があったものの鍵はかかったままで売上金は無事だった。

 事件後に特別に事務所内部の取材を許された所氏は「思っていたよりも意外と狭い。あれだけの狭さの中で女性3人が…。2人の女子高生はいきなりピストルを向けられて、どれだけ怖かっただろうか。悔しさ、悲しさ、どんな思いを噛み締めていたのだろうか」と話す。

 警視庁の捜査によると、事務所から北東20m地点にいた2人の高校生が銃声のような物音を聞いていた。事件発生時、すでに盆踊り大会は終了していたが、会場にはまだ賑やかさが残っており、公園では花火を上げていた若者もいたため、その喧騒に紛れて拳銃を発射した可能性も指摘されている。

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最終更新:7/24(月) 17:40
AbemaTIMES