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休日はメール禁止 仕事が好きすぎる人が休むために、ルールを作ってみたら...

7/24(月) 6:10配信

BuzzFeed Japan

便利なツールにより、どこでも働けるようになった代わりに、どこでも仕事から逃れられなくなった。休むためにテクノロジーとルールを使う、Googleの工夫を聞いた。【BuzzFeed Japan / 小林明子】

100年前の子どもたちの「夏休み日記」を読んでみた

Google東京オフィスのあるチームには、働き方のルールがいくつかある。

・22時以降はチャットをしない
・週末はメールをしない
・週末に連絡が必要な場合は電話で
・会議は18時以降に設定しない

モバイル端末によっていつでもどこでもチャットやメールができるようになり、長時間、会社に縛られなくても支障なく働ける。好きなときに仕事ができることを、メンバーは歓迎していた。

それなのにルールをつくり、あえてオフの時間を設けるのはなぜか。

「しっかり休んでこそ、成果を出せるのです」

チームを率いる、Google専務執行役員CMOでアジア太平洋地域マネージングディレクターの岩村水樹さんはこう断言する。休むことの大切さなどを著書『ワーク・スマート~チームとテクノロジーが「できる」を増やす』に書いた岩村さんに、BuzzFeed Newsは話を聞いた。

きっかけは、東日本大震災

このルールができたのは、2011年3月に起きた、東日本大震災の後だという。

Googleのミッションは、テクノロジーで社会課題を解決することだ。震災後、消息者情報を共有する「パーソンファインダー」を開発するなど、テクノロジーの力で役に立とうというプロジェクトが手探りで始まった。

社員は使命感に燃え、やりがいを感じていた。誰も休まない。誰も弱音を吐かない。自分やチームがハードワークになっていることに、誰も気づかなかった。

しかし、データは現実をはっきりと示した。

グーグルでは、全社員対象の匿名の意識調査「グーグルガイスト」を毎年、実施している。質問に5段階で答えることで、会社のミッションの浸透度や個人のやりがい、チームの課題を把握するものだ。

岩村さんのチームは、この調査で「Well-being」(身体的、精神的に良好な状態)の数値が、前年より低くなっていたのだ。

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最終更新:7/24(月) 6:56
BuzzFeed Japan