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「コーナーポール」はいずこへ? クルマの左前の棒状のアレ、数を減らした理由とは

7/24(月) 6:20配信

乗りものニュース

長年愛用したドライバーは装着し続ける傾向も

 クルマの「コーナーポール」とは、前方の車両感覚の把握を補助するための、車両左前方に装着される棒のことですが、最近あまり見かけないような気がします。

【写真】左側面も死角ナシ? 「サイドビューサポートミラー」

 とはいえ、たとえば2017年6月にマイナーチェンジしたホンダの小型乗用車「フィット」にも、純正アクセサリーとしてラインアップされており、販売そのものは続けられています。

 現在、どのようなドライバーが装着しているのでしょうか。ホンダ車のカスタマイズや純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセス(埼玉県新座市)に聞きました。

――現在、どのようなドライバーが、どういった目的で、コーナーポールを装着しているのでしょうか?

 コーナーポールは、運転席から確認しにくい左前方の距離感をサポートすることが目的ですので、運転になれておらず、より安全に運転したいと思われる方や、駐車スペースや道路が狭いなど、実際の使い勝手から必要とする方が装着していると考えられます。また、コーナーポールを長年装着した車両での運転に慣れている方が、ダウンサイジングしたクルマを買い直すときに、再び装着される傾向もあります。

――「フィット」全体で、コーナーポールは年間どのくらいの数が売れているのでしょうか? また、装着率はどのくらいでしょうか?

 直近では年間で約2500個ぐらいで、装着率は約3%程度になります。10年くらい前までは、ドアバイザー(編集部注:クルマ側面の窓の上部に装着する、日差しや雨などをよけるためのひさし)やマッドガード(編集部注:タイヤの泥よけ)とあわせて売れていました。

車種により装着率に偏重が…?

――コーナーポールは、特にどのような車種で装着されているのでしょうか?

 もっとも装着率が高いのはセダンで、軽自動車では低い傾向があります。セダンで装着率が高いのは左前方が見えにくく、軽自動車は車体が小さいため、左前方が見えやすいためです。数%の差ですが、装着率は車種により異なります。理由としては、「N-BOX」や「ステップワゴン」のメーカーオプションである「サイドビューサポートミラー」や、ディーラーオプションである「コーナーカメラ」など、これまでコーナーポールが担ってきた役割を代替する装備が出てきているからと考えられます。

――ホンダのクルマで現在、純正アクセサリとしてコーナーポールをラインアップしている車種はなんでしょうか?

 現在、コーナーポールをラインアップしているのは、コンパクトでは「フィット」、軽自動車では「N-WGN」「N-ONE」「N-BOX」シリーズ、ミニバンでは「オデッセイ」「ジェイド」「ステップワゴン」、セダンでは「アコード」「グレイス」、SUVでは「ヴェゼル」などです。

※ ※ ※

 ホンダアクセスにおける「コーナーポール」の扱いは、やはり以前より数を減らしているようです。では全体としてはどのような傾向にあるのでしょうか。

 カー用品の業界団体である全国自動車用品工業会(東京都千代田区)は、「10年以上前には、新車購入時のディーラーオプションとして存在していましたが、最近ではほとんど見かけません。現在でも装着しているのは、古い型の『ベンツ』や『クラウン』ぐらいではないでしょうか」と話します。

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