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大奄美、十両優勝 「古里の誇り」龍郷町

7/24(月) 12:57配信

南海日日新聞

 大相撲名古屋場所の千秋楽(愛知県体育館)で23日、十両は3人が11勝4敗で並び、ともえ戦の末、奄美大島龍郷町赤尾木(あかおぎ)出身の大奄美(24)=だいあまみ、本名坂元元規、追手風部屋=が豊山と朝乃山を連続で破り、初優勝を飾った。2007年春場所の里山(奄美市笠利町)以来となる奄美出身力士の十両優勝に奄美の相撲ファンらは沸き、大奄美の古里・龍郷町は「町の誇り」と喜んだ。

 大奄美は、坂元昌代さん(52)の次男。小学時代に相撲を始め、鹿児島商業高校時代には高校相撲金沢大会で、日本大学時代にも宇和島大会でそれぞれ個人戦優勝する活躍を見せた。卒業後、一時就職したが15年に全日本実業団相撲選手権大会を制し、角界に飛び込んだ。

 初土俵は2016年1月場所。身長185センチ、体重167キロ。体格を生かした相撲で同場所を勝ち越して勢いに乗ると、6場所連続の勝ち越しで17年1月場所で新十両昇進を勝ち取った。

 昌代さんは「まだ心配で、生放送でテレビの取組を見ることができない。場所が始まるといつも勝敗だけを確認して録画を見る毎日」だったが、「千秋楽はともえ戦になったので、初めて生放送で見た」そうで、「落ち着いていた。褒めてあげたい」と目を細めた。

 この日、大奄美の出身地の龍郷町は夏祭り。朝から舟こぎ競争が繰り広げられ、主催者として祭りの対応に追われた徳田康光町長は「残念ながら本番は見られなかった。吉報が届いてうれしかった。今場所は調子がよさそうだったので期待していた。14日目の黒星で優勝は微妙だと思ったが、千秋楽の奮闘ぶりはすごい。町の誇り。来場所も期待したい」と笑顔で話した

奄美の南海日日新聞

最終更新:7/24(月) 17:13
南海日日新聞