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<高校野球>浦和学院、完璧な完封リレー 2年生右腕・渡辺が好投

7/24(月) 6:05配信

埼玉新聞

 (23日・第99回全国高校野球選手権埼玉大会)

 浦和学院が完璧な完封リレーを披露。先発渡辺が7回を1安打に抑えると、2番手佐野が2回を無安打に封じた。打線は三回、無死三塁から矢野が中前へ先制打。七回には1死二塁から代打桑野の二塁打、さらに2死一、二塁から杉山の中前打で計2点を加えて試合を決めた。聖望学園はわずか1安打。計8三振を喫し、三塁を踏めず。エース西沢ら投手陣の奮闘を援護できなかった。

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■役割全う7回無失点 渡辺、みなぎる自信

 身長188センチの体が、さらに大きく見えた。

 浦和学院の2年生右腕渡辺が7回を1安打無失点に封じ、先発として文句のつけようのない投球を披露。「緊張もなく、役割は果たせたと思う」と、チームが春季県大会の初戦で苦戦した聖望学園のしつこい打線をきりきり舞いにさせた。

 4回戦の春日部東戦以来となる先発マウンドに「投げるのが楽しみだった」とうずうずしていたという。角度のある直球を低めに集め、要所ではワンバウンドになる縦のスライダーがさえわたった。安打は一回2死からの1本、二塁を踏ませたのは五回の一度きり。「コースと高さに気を付けた。打たせて取って、三振を欲しい場面では狙って取れた」と、マウンド上と同様に涼しい顔だ。

 将来を嘱望される大器だが今春の県大会期間中に肺気胸を患い、1カ月ほど戦列を離れていた。

 それでも、関東大会から復帰を果たすと、横浜(神奈川)との2回戦では先発で5回を無失点に抑え、そのマウンドさばきからは自信がみなぎるようになった。「1試合を投げ切れるようになるために、球数を減らす工夫をしたい」と向上心が尽きることはない。

 力みのない、しなやかなフォームは本格派を目指す野球少年たちにはお手本のようだ。2年生投手陣は左腕佐野や近野がおり充実しているが、背番号17の存在感は増すばかり。普段は厳しい森監督も「持ち味を出せていたね」と頬が緩んだ。

最終更新:7/24(月) 18:21
埼玉新聞

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