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最新戦車「T-14 アルマータ」から「T-34」まで、ロシアの戦車をチェック

7/24(月) 21:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

新型戦車「T-14アルマータ」は、アメリカのM1 エイブラムスより強力だとロシア軍はアピールしている。

【画像】最新戦車「T-14 アルマータ」から「T-34」まで、ロシアの戦車をチェック

T-14アルマータは2015年に姿を表し、以来、西側諸国はその動向に注目してきた。

T-14は、125mm滑腔砲を搭載していると伝えられたが、Task and Purposeによると、将来、152mm滑空砲に換装することも可能だ。

しかし、T-14は少なくとも2019年までは配備されないため、T-72B3やT-80Uなどの戦車が依然としてロシアの約2700台の戦車部隊を構成することになる。

現在、ロシアが保有している戦車を見ていこう。

数あるT-34モデルの1つ、T-34-85は1940年代に登場。

85mm砲を搭載する。だが、最近では博物館でしかお目にかかれないと、米シンクタンクStratfor(ストラトフォー)のアナリスト、シム・タック(Sim Tack)氏は語る。しかし、数台が、ロシアの支援を受けたウクライナの分離主義者によって使用されていると伝えられている。

1950年代半ばに開発が始まったT-55は、100mm砲を搭載、最高速度は時速約30~34マイル(約48~55キロ)。他の戦車と同じように、何度もアップグレードされている。T-55はもうかなりの旧式だが、タック氏によるとロシアは現在でも約2800台を保管している。

1961年に導入されたT-62は115mm砲を搭載、最高速度は時速約31マイル(約50キロ)。すでに第一線を退いたが、タック氏によるとロシアは現在でも約2500台を保管している。

T-64は1960年代初頭に導入、125mm砲を搭載。モデルによって差があるが、最高速度は時速約27~34マイル(約43~55キロ)。タック氏によるとT-55やT-62と同様、もはや運用されていないが、ロシアは約2000台を保管している。

T-90Aの生産は1992年に始まった。2A46M 125mm滑腔砲を搭載。現在、350台のT-90Asが運用され、200台が保管されている。

T-80Uは1985年から導入。1976年に導入されたT-80の改良型。T-80Uには9M119レフレークス対戦車誘導ミサイルが搭載されており、125mm砲からの発射が可能 。タック氏によると、ロシアは現在、450台を運用し、3000台を保管している。

2013年頃にアップグレードされたT-72B3は、T-72の最新型。この戦車も125mm砲から発射される、9M119レフレークス対戦車誘導ミサイルを装備。タック氏によると、ロシアは約1900台を運用し、7000台を保管している。

T-14 アルマータの125mm砲は、従来よりも発射速度が速く、最長で7.4マイル(約12キロ)先を狙えるレーザー誘導ミサイルも発射可能とタスク・アンド・パーパスは伝えている。アメリカのM1A2 SEP V3エイブラムスの主砲の射程は、約2.4マイル(約3.9キロ)に留まる。

T-14は、無人砲塔システムを採用、乗員はより強固に保護された車体に搭乗可能だとタック氏は語った。将来登場するであろう完全な無人戦車の機能をかなりの部分まで実現している。この点では、西側諸国のどの戦車よりも先進的だ。アルマータはT-14の呼称ではなく、ロシアが導入を進めている共通戦闘プラットフォームの名称。車体やパーツを交換可能にし、メンテナンスや補給をより簡易にすることが目的だ。しかし、タック氏によると、コストがかかるため、大量生産は行われないかもしれない。

[原文:These are all the tanks in Russia's arsenal]

(翻訳:Conyac)

最終更新:7/24(月) 21:10
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