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【フォーミュラE】ブエミ、昨シーズン最終戦で撃墜クラッシュのディ・グラッシを牽制「これ以上評判を落とせないだろう」

7/24(月) 12:21配信

motorsport.com 日本版

 ルノー・e.ダムスのセバスチャン・ブエミは、今週末にモントリオールで行われるフォーミュラEの最終戦に先立ち、タイトルを争うルーカス・ディ・グラッシ(アプト・シェフラー・アウディ・スポート)との激しい”ライバル同士の争い”について、motorsport.comに語った。

【動画】ディ・グラッシがブエミに追突! フォーミュラEシーズン2最終戦ロンドンePrixハイライト

 シーズン2のチャンピオンであるブエミは、ベルリンePrixを終えた段階で、ランキング2位のディ・グラッシに対して32ポイントのリードを築き、2シーズン連続での王座獲得に向けひた走っていた。しかし、WEC(世界耐久選手権)のニュルブルクリンク戦に出場するため、ニューヨークePrixの2レースを欠場。彼のリードは、10ポイントまでに縮まり、いよいよ今週末の最終戦モントリオールePrixの2レースを迎える。

 昨シーズンの最終戦は、衝撃的な結末だった。今シーズン同様、タイトル争いはブエミとディ・グラッシのふたりに絞られていたが、最終レースのスタート直後にディ・グラッシがブエミに追突。ふたりはその後マシンを乗り換え、ファステストラップによる得点狙いの戦いとなった。

 結局、ブエミがファステストラップを記録したことで王者に輝いたが、もしディ・グラッシがこれを記録していたらふたりは同ポイントで並び、年間の3位獲得数の差で、ディ・グラッシがチャンピオンになっていた(優勝・2位の回数は同数だった)。

 この時の接触についてブエミは、次のように語る。

「僕は彼(ディ・グラッシ)を、ドライバーとしては尊敬している。しかし、去年の出来事を歓迎するわけにはいかない」

「フォーミュラEの内部にいる人たちは、そこで何が起きたのか、正確に知っている」

「もしあのような事故が再び起きれば、人々は何を思うだろうか? それを彼に説明するのは、多分とても難しいだろう。とはいえ、彼には再びああいうことを起こすような余裕はないだろう。彼の評判のためにもね」

 バターシーパークで行われた昨年の最終戦ロンドンePrix。その際、追突したにもかかわらず、ディ・グラッシはブエミを非難した。それは受け入れられないとブエミは語る。

「彼が言ったんだ。『僕はできるすべてを試して、失ってしまった。そしてああいう状況が起こった。申し訳ない』とね。でもその後に彼は、僕が早めにブレーキをかけたのが原因だと言い始めたんだ」

「ああいうことが起きて欲しくなかったし、正しいことだとは思わなかった。物事を押し通すこともできるけど、それには限界がある」

「僕は自分自信のことを誇れないような方法で勝つよりも、尊厳と共に負けた方がマシだと思う。彼は同じことを言うことができるだろうか? 僕には分からない。彼に尋ねてみてよ。でも、それはもう済んだことだ」

「それ以来、僕らは良い戦いを続けている。僕の側から言えば、大きな問題は特にない」

 motorsport.comの知るところによれば、昨シーズンの最終戦の後、ブエミとディ・グラッシの間に別の事件があった。しかしブエミはこの件については詳しく触れず、次のように語るにとどめた。

「バターシー・パークでの最終戦の後、僕らには誰も知らない、もうひとつの悪い話があった。これについては、公にされていない」

「別の問題もあったけど、今となってはそれも歴史の一部だ」

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