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IMSA:GTオンリーの第8戦は新型ポルシェがワン・ツー。GTDのレクサス好走も終盤失速

7/24(月) 11:56配信

オートスポーツweb

 IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップ(WSCC)第8戦は7月22日、コネチカット州のライムロックパークで決勝レースが行われ、ポルシェGTチームの911号車ポルシェ911 RSR(パトリック・ピレ/ディルク・ウェルナー)が総合優勝。僚友の912号車ポルシェ911 RSRも総合2位に入り、ポルシェがワン・ツー・フィニッシュを飾った。

 第8戦の舞台、ライムロックパークは全長が1.5マイル(2.41km)と短く、コース幅も広くない。そのため今大会は、プロトタイプカーを用いるPクラスとPCクラスを除き、GTLM、GTD、ふたつのGTクラスのみで争われている。
 
 レースは前日の予選でポルシェ移籍後初のポールポジションを獲得したジャンマリア・ブルーニの912号車ポルシェ911 RSRが好スタートを切った一方、2番手グリッドを獲得したフォード・チップ・ガナッシレーシングの67号車フォードGTはスタートを決められず。2番手から4番手に後退してしまう。

【画像】GTカーのみで争われた第8戦のスタートシーン

 67号車フォードに代わってウェルナーの駆る911号車ポルシェ911 RSRが2番手となり、ポルシェが1周目からワン・ツー体制築くと、2台のポルシェは3番手にポジションアップしたBMWチームRLLの24号車BMW M6 GTLM以下を大きく引き離していく。
 
 スタートから約50分、1回目のルーティンピットを迎えるタイミングでトップを走る912号車ポルシェのブルーニがコースオフ。フロント・エアインテークに芝をたくわえた状態でピットに戻った。このピット作業で912号車ポルシェは数秒のタイムロス。翌周にピットインした僚友911号車ポルシェに先行を許してしまう。
 
 レース中盤以降、トップを奪った911号車ポルシェのピレは第2、第3スティントを快調に飛ばし、最終的に2番手に15秒弱の差をつけてトップチェッカー。2位は912号車ポルシェが入り、2017年にデビューした新型ポルシェ911 RSRが初優勝をワン・ツー・フィニッシュで達成した。
 
 総合3位表彰台は24号車BMWが獲得。BMWはレース終盤、3号車コルベットC7.R(コルベット・レーシング)との4番手争いに勝利した。フィニッシュ7分前まで3番手を走っていた67号車フォードGTは全車中唯一、1ストップ作戦を採っていたが、わずかに燃料が足りず。レース最終盤にスプラッシュ・アンド・ゴーを行なったため表彰台圏内から脱落してしまった。

 アキュラNSX GT3やレクサスRC F GT3も参戦するGTDクラスは、序盤からポール・ミラー・モータースポーツの48号車ランボルギーニ・ウラカンGT3とアレグラ・モータースポーツの28号車ポルシェ911 GT3 Rがクラス首位争いを繰りひろげる展開に。

 レース中盤、全車が2回目のピットストップを終えると予選6番手からスタートしたパーク・プレイス・モータースポーツの73号車ポルシェ911 RSR(パトリック・リンドシー/ヨルグ・ベルグマイスター)がクラス首位に浮上。

 トップに立った73号車ポルシェはそのままトップチェッカーを受け、今季初優勝。ポールポジションからスタートした48号車ウラカンがクラス2位。クラス3位には28号車ポルシェが入った。

 今シーズンすでに2勝を挙げているマイケル・シャンク・レーシングのNSX勢は86号車NSXが予選13番手からクラス9位でフィニッシュ。3戦連続で表彰台を獲得している93号車NSXは予選8番手からスタート。接触による2度のドライブスルーペナルティを受けながらもクラス5位となった。

 2台のレクサスRC F GT3を走らせる3GTレーシングは14号車レクサスがクラス12位完走。予選4番手スタートとなった15号車レクサスはレース中盤にクラス首位を走るが、2回目のピット作業でタイムを失い5番手に後退。その後も順位を落としクラス7位でチェッカーを受けている。

 WSCC次戦は8月3~6日、ウィスコンシン州のロード・アメリカでシリーズ第9戦が行われる。

[オートスポーツweb ]