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御舟、神の島へ 古座川流域で河内祭

7/24(月) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県串本町と古座川町を流れる古座川流域で22、23日、国指定重要無形民俗文化財「河内祭」が営まれた。色鮮やかな御舟の水上渡御や獅子舞、レース「櫂伝馬競漕(かいてんまきょうそう)」などさまざまな行事があり、多くの見物人でにぎわった。

 河内祭は古座川下流にある河内島をご神体とする自然崇拝の祭り。串本町の古座、古田、古座川町の高池下部、宇津木、月野瀬の5地区で担う。河内祭の御舟行事は、昨年認定された日本遺産「鯨とともに生きる」の構成文化財にも含まれている。

 御舟は全長約11メートル、幅約2メートル。江戸時代に沿岸捕鯨で栄えた古座の鯨舟に装飾を施し、軍舟に見立てた。先端には鯨舟の印である「卍」の紋章がある。王朝絵巻が染め抜かれたまん幕やのぼり、ちょうちん、ササ飾りなどで飾り付けられている。

 宵宮の22日、御舟は古座神社(串本町古座)に祭られている神額を授かり、古座港を出て河内島へ川をさかのぼった。夕方には古座港周辺で古座中学校の男子生徒による櫂伝馬競漕、夜には御舟が河内島を周回する「夜ごもり神事」があった。

 本祭の23日には、河内島の前にある河原で祝詞を上げる御祭礼が営まれ、神事の間には御舟が島を周回した。獅子舞の奉納もあった。夕方からは古座港でイベント「熊野水軍古座河内祭の夕べ」があった。

最終更新:7/24(月) 17:01
紀伊民報

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