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厳かに笠鉾練る 田辺祭幕開け

7/24(月) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市東陽、闘鶏神社の例大祭「田辺祭」が24日に始まった。夏本番の日差しが照りつける中、市街地を笠鉾(かさほこ)や衣笠(きぬがさ)が厳かに巡行した。

 紀州三大祭りの一つで、400年以上の歴史がある。笠鉾と衣笠は本町、福路町、紺屋町、片町、栄町、北新町、南新町、江川の8地区が10基を出している。

 午前9時前、みこしや馬に乗った稚児らの一行が神社を出発。各地区の笠鉾と衣笠は本町の旧会津橋前で合流し、みこしを先頭に江川漁港に入った。漁港では「お旅所勤め」を営み、潮掛けの儀式やみこの舞があった。

 祭りには担い手として、関西大学や和歌山大学の学生も参加。本町で笠鉾を引いた関西大学4回生、堂岡央丞さん(22)は「歴史があり、地元の皆さんが大切にしている祭りに参加できてうれしい。学生らしく若さや活気で祭りに貢献したい」と意気込んだ。

 本町の町総代代行、北村光男さん(66)は「大学生が入ってくれて大変助かっている。暑いのが心配だが、天候にも恵まれて順調な滑り出しだ」と話した。

 笠鉾や衣笠は午後6時前、神社の鳥居前で引きそろい、9時半ごろからは旧会津橋でも引きそろう。

 25日は神社で暁の祭典、流鏑馬(やぶさめ)式などが営まれる。

最終更新:7/24(月) 17:01
紀伊民報