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県内、大雨の大暑 輪島で1時間55ミリ、能登町で4棟床下浸水

7/24(月) 1:08配信

北國新聞社

 二十四節気の一つで、一年で最も暑いとされる「大暑」の23日、石川県内は梅雨前線の影響で激しい雨が降った。輪島市で1時間に55ミリを観測するなど、奥能登を中心に雨脚が強まり、能登町で民家4棟が床下浸水し、小松市でもJR粟津駅の地下通路が浸水した。全国高校野球選手権石川大会が順延されるなど各地でスポーツ大会が延期や中止になり、祭りも規模縮小を余儀なくされた。

 金沢地方気象台によると、23日午前0時~午後5時の降水量は輪島市門前の76・0ミリが最多で、輪島67・5ミリ、金沢65・5ミリ、珠洲60・5ミリとなった。気象台は能登や加賀の一部に大雨警報を発令し、輪島、穴水、能登の3市町は一時、土砂災害警戒情報を出した。

 午前8時54分ごろ、能登町鵜川で用水の水があふれ、民家など4棟が約5センチ床下浸水した。用水に土砂が流れ込み、せき止められたのが原因とみられる。穴水町古君では午前9時50分ごろ、町道約50メートルが冠水した。輪島市町野町寺山の市道では午前10時ごろに落石が見つかり、約2時間にわたり通行止めとなった。

 のと鉄道は午前8時23分から約2時間、穴水―能登中島駅間の上下線4本が徐行運転し、最大18分遅れた。能登空港では午前の羽田便が約50分遅れ、折り返しの便が約20分遅れた。

 金沢地方気象台によると、梅雨前線は24日にかけて北陸地方の沿岸に停滞する。県内は大気の状態が非常に不安定になり、1時間に40ミリの激しい雨が降る恐れがある。24日午後6時までの24時間降水量は、多い所で加賀100ミリ、能登130ミリと見込まれる。

北國新聞社

最終更新:7/24(月) 1:08
北國新聞社