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癒やしの猫カフェ人気 宝達山の麓、新たな「名所」に

7/24(月) 1:08配信

北國新聞社

 宝達志水町宝達にある古民家カフェに地域の野良猫が10匹以上集まり、さながら「猫カフェ」状態となって、猫好きが足を運んでいる。人を恐れる野良猫であるため、なでたりすることはできないが、愛らしい姿を2時間ほど眺め続ける客もいるといい、宝達山の麓の集落で、新たな「名所」となっている。

 カフェは、金沢市から移住した会社員青江静男さん(58)と妻左知子さん(56)が今年2月、古民家を改修してオープンした「そらいろのたね」。店舗では、コーヒーや手作りのパン、ケーキを提供している。

 青江さん夫婦はオープン以来、店の敷地に入ってくる野良猫に餌を与えており、居着く数が次第に増えていった。現在、11匹が集まり、猫用の寝床やトイレも設けている。

 当初は住民から「餌を与えてはいけない」と注意されたが、青江さん夫婦は寄ってくる猫を放っておけず、最も多い時で17匹が集まっていた。妊娠した猫もいたため、野良猫を減らす活動に取り組む「猫の避妊と去勢の会」(金沢市)の協力を得て、新たに生まれた子猫の引き取り手を見つけ、大人の猫も去勢や避妊の手術を施した。

 青江さん夫婦によると、カフェには多い日で20人程度来店するが、半数は猫目当てになっている。図らずも「猫カフェ」となった店の情報は口コミなどで広がり、今では県内のほか、高岡市や射水市などからの客もいるという。

 5月以降に5、6回来店している津幡町横浜の主婦西嶋美紀さん(44)は「いつも猫に癒やしてもらっている。会うのが楽しみで、時間があれば、つい足を運んでしまう」と語る。

 左知子さんは「猫好きの人はもちろん、多くの人に愛される店づくりに努めたい」と話している。

北國新聞社

最終更新:7/24(月) 1:08
北國新聞社