ここから本文です

福耳、平井堅、ユニコーンら出演『J-WAVE LIVE SUMMER JAM』2日目レポ

7/25(火) 19:30配信

エキサイトミュージック

J-WAVE主催『J-WAVE LIVE SUMMER JAM 2017 supported by antenna*』が7月21日(金)、22日(土)、23日(日)、横浜アリーナにて開催された。3日間にわたるライブの模様をお届けする。

【この記事の関連画像をもっと見る】

◎7月22日(土)
■水曜日のカンパネラ
フロントアクトのRIRIのステージに続き、水曜日のカンパネラ「一休さん」のイントロが始まると、観客の視線はステージへ。……ところが、ヴォーカルのコムアイはそのステージではなく、客席の後方から登場。意表をついた登場に、観客は大盛り上がり! しかも客席の中へどんどん入っていき、時にお客さんとタッチをしながら客席をグルリ半周歩き、特製の神輿に乗ってようやくステージへ。

その後も、赤と黄のカラフルなスポットライトを浴びながらアートの世界に入り込んでいるような演出を見せたり、ステージ上に、空気で膨らませた半透明で巨大な丸い物体を出現させたり……。観客も“水カンワールド”を固唾を飲んで見守っていた。

実はこの日が誕生日だったコムアイ。そのことをMCで告げ、「人前で歌ったり、踊ったり、演出したり、パフォーマンスをしたり……誕生日に、こんなにたくさんの皆さんの前で、表現を見てもらうことができて光栄です!」と感謝の言葉を述べた。

最後は「桃太郎」で12,000人が「きっびっだーん! きびきびだーん!」と声を上げて盛り上がり、再び神輿に乗って移動すると、盛大な拍手に包まれた。

■ユニコーン
揃いのツナギ姿で登場したユニコーンは「服部」で勢い良くスタート。「すばやくなりたい」では、ドラムを担当する川西幸一の超絶な演奏に観客が酔いしれる。「ひまわり」で、まさにひまわりを彷彿とさせるような黄色の照明に照らされ歌い上げると、民生が「ユニコーンです。よろしくお願いします!」と挨拶。客席からはメンバーの名前を叫ぶ声が飛ぶ中、民生は「はい、次(笑)」と急かし、それぞれの持ち歌ゾーンへ。

手島いさむが歌う「オーレオーレパラダイス」の間奏では民生とABEDONで、ツインギターソロも披露! EBIの甘い歌声による「BLACKTIGER」、そして「SAMURAI 5」へ移り、エネルギッシュに歌うABEDONだったが、なぜか途中で曲が変わって「かきまZ!」へ。ABEDONは「違う! 曲が違う!」 と猛抗議。さらに、よく見ると一人だけツナギの襟の大きさも違っていて、「襟も違う!」と、観客を沸かせた。

さらに民生が「この曲、知ってるかー!?」の一言で演奏が始まったのは「大迷惑」。歌い出しで民生がお客さんにマイクを向けるものの、声がイマイチ小さかったようで、「歌えよ!」と苦笑い。それでも会場の興奮は収まるところを知らず、最後まで疾走したユニコーンだった。

■福耳
ステージ上に福耳のメンバーが揃うと、突如始まった福耳のスタンダードナンバー「星のかけらを探しに行こう」に大勢の観客が立ち上がり、うちわを左右に振りながら、会場にはすでに一体感が生まれているよう。

曲が終わると、「どーも福耳です!」という山崎まさよしの一言で、それぞれのメンバーの自己紹介が始まる。今回のライブで登場したのは、杏子、岡本定義(COIL)、あらきゆうこ、元ちとせ、スキマスイッチ、長澤知之、秦 基博、さかいゆう、浜端ヨウヘイ、松室政哉というお馴染みかつ豪華なメンバー。

そんな福耳は5年ぶりの新曲2曲を発売するということで、まずは秦が書き上げた「Swing Swing Sing」を披露。アップテンポな楽曲に、会場全体で手拍子をしながらノッていたかと思えば、続けざまに「ひまわりの約束」のイントロが流れ、「おお~!」という声と共に拍手が巻き起こる。

そして「夏は野菜、いっぱい食べましょう!」という杏子のMCへ。「夏は、野菜、何がいいですか?」と杏子が山崎に質問すると、山崎は「パセリ」と返答。「違う!」と杏子は否定しますが、すかさず「レタス?」とふざけて答える山崎に、会場は笑いに沸いた。山崎を諦め、杏子が観客に向かって「夏にいい野菜は? せーの!」と投げかけると、会場全体から「セロリ!」の掛け声が。そのまま、大盛り上がりで「セロリ」を披露し。豪華メンバーが勢揃いするライブだけあって、迫力の歌唱と確かな演奏技術で観客を惹きつけたステージだった。

■平井堅
シックな黒スーツ姿にカラフルな花束を手に持って、平井堅が登場。アコースティックギター1本というシンプルなセットで「ノンフィクション」が始まると、平井の美しいファルセットボイスと、ギターの力強いバッキングが会場を包み込む。

大勢の観客は直立不動のまま、静止したかのように平井の歌に聞き入っていたが、平井はそんな観客に感謝を述べた上で、「どうぞ着席してくださいね。ずっとこの葬式みたいな曲が続くので……」と自嘲気味にコメントして会場の笑いを誘った。

続いて、J-WAVE LIVEに出演するきっかけとなった曲だともいう「楽園」を披露。途中にドラム、ベース、ピアノを迎えたバンドセットでの演奏も挿みつつ、最後に演奏した「LIFE is…」では、平井自らピアノの弾き語りで歌ったが、曲の冒頭で演奏したのは、「LIFE is…」ではなく、なんとSuchmosの「STAY TUNE」。歌い出しの部分だけの演奏だったが、「Stay tune in~♪」と平井が歌いだすと、会場全体が揺れるほどの歓声が巻き起こった。

その後はしっとり「LIFE is…」を歌い上げた平井。2000年から欠かすことなくJ-WAVE LIVEに出演し、18回目となる今回もやり遂げ大歓声の中、会場を後にした。

■Suchmos
暗いステージ上に「S.G.S.4」が鳴り響くと、Suchmosが登場。暗闇から一転、「Welcome to J-WAVE LIVE SUMMER JAM!」というYONCEの掛け声と共に、ステージ上は明るくなり、1曲目の「YMM」がスタート。音源にはない、ライブならではのアレンジが加えられ、のっけから会場のテンションは最高潮に。

「STAY TUNE」まで一気に演奏を終えると、YONCEはMCで、「ラジオで流れた曲を聞いて、Suchmosを知った人が多いのではないか」ということに触れ、さらに「このバカでかい小屋、横浜アリーナって言うんですけど。ここにこのバンドで立てていること、本当に俺たちは嬉しいです!」と、J-WAVE LIVEへの想いを語った。

MCが終わり、後ろを振り向くYONCE。すると「MINT」のドラムが鳴り響き、会場が歓声に包まれる。曲間には「今度は俺らだけでここを埋めたいねえ!」とYONCEが高らかに叫び、会場全体がそれに大きな歓声で応えた。また、「GAGA」の後半ではジャムセッションになり、縦横無尽にステージを駆け回るYONCEと自由に演奏を披露するメンバー。

アンコールでYONCEは、改めて横浜アリーナを埋め尽くす大勢の観客をまじまじと見ると、「人が、いっぱいだな……」と思わず吐露。そして6人でSuchmosを始めたばかりの頃のこと、ラジオを通したファンについて真摯に語り、「何が言いたいかっていうと……出会ってくれてありがとう!」と感謝の想いを伝え、「OVERSTAND」を演奏し終了。惜しみない拍手のなか会場を後にした。

≪セットリスト≫
■水曜日のカンパネラ
1. 一休さん
2. えい政
3. チャップリン
4. ウランちゃん
5. ユタ
6. ピカソ
7. シャクシャイン
8. 桃太郎

■ユニコーン
1. 服部
2. すばやくなりたい
3. ひまわり
4. オーレオーレパラダイス
5. BLACKTIGER
6. SAMURAI 5~かきまZ!
7. 大迷惑
8. 開店休業

■福耳
1. 星のかけらを探しに行こう
2. Swing Swing Sing
3. ひまわりの約束
4. セロリ
5. ブライト
6. 全力少年

■平井堅
1. ノンフィクション
2. 魔法って言っていいかな?
3. 楽園
4. 君の好きなとこ
5. POP STAR
6. LIFE is...

■Suchmos
1. S.G.S.4
2. YMM
3. Burn
4. STAY TUNE
5. MINT
6. WIPER
7. GAGA
<ENCORE>
1. OVERSTAND