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SPAC、世界が評価 宮城芸術総監督、仏公演報告

7/25(火) 7:45配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 フランスで開催されている世界最高峰の舞台芸術の祭典「アビニョン演劇祭」に招待参加した静岡県舞台芸術センター(SPAC)が24日、都内で公演報告会を開き、宮城聰芸術総監督が登壇して現地の様子や日本の演劇界における意義を語った。

 SPACはギリシャ悲劇「アンティゴネ」に人形浄瑠璃を思わせる和の手法を加えた開幕劇を、アジアの劇団としては初めてメイン会場となる法王庁中庭で上演した。

 宮城監督は出演を迷っていた1年前に法王庁を下見し「(演出家の)闘志をかき立てられた」と出演を決めた経緯を説明。「間口40メートルと大きく、演出家泣かせの会場と思っていたが、やってみてこれまでで一番芝居を後押ししてくれる空間だった」と振り返った。

 さらにSPACの舞台が世界のメディアに取り上げられたことを強調。「日本語での上演が非常にインパクトがあった」と言葉に力を込めた。

 現地で観劇した演劇ジャーナリストの内田洋一氏は「熱狂的なスタンディングオベーションだった」と感想を述べ「宮城さんは静岡県民に演劇の面白さを伝えることと、国際的な評価を得ることの二つを両立させた」と評価した。 

静岡新聞社