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投資効率から見た年金に勝る資産運用を考えることとは

7/25(火) 19:30配信

ZUU online

リタイアした後に生活を支える「年金」の投資効率について、考えてみたことはありますか。毎月支払っている年金保険料の投資効率がそれほど悪くないことが分かれば、安心して支払い続けることができるでしょう。

ここでは、公的年金(国民年金)の利回りを分析し、公的年金以外の資産運用方法も紹介していきます。

■年金の投資効率(国民年金の利回りに関する分析)

国民年金保険料の投資効率について分析します。

現在の国民年金保険料は1万6,490円(2017年度)となっています。仮に20歳から60歳までの40年間、同額を支払った場合、支払保険料の総額は1万6,490円×480ヵ月=791万5,200円となります。

国民年金保険料を支払った分だけ老齢基礎年金として受け取ることができ、満額を支払った場合は2017年4月からの受給額は77万9,300円となっています。

通常、株式投資などで用いられる「配当利回り」は、配当金÷株価で計算することができます。私たちの国民年金の利回りを、仮にこの計算式に当てはめるとどのような数字が出るのでしょうか。

受給額77万9,300円÷総支払保険料791万5,200円=0.098、投資効率は9.8%となります。ただし、支払開始時期や年齢などを考慮していないため、正確なデータではなくあくまでも投資効率を測る目安となる仮の数字です。

日本経済新聞が発表している国内の株式指標(2017年6月時点)によれば、日経平均の平均配当利回りはおおよそ1.14~2.01%となっています。このことからも年金の9.8%という利回りが大変優れている数値であることが分かるでしょう。

国民年金は日本という国が運営しているため、倒産リスクがゼロに近いというメリットがあります。老齢基礎年金の財源は基本的には20~60歳の世代が支払う保険料ですが、国には所得税や法人税、消費税などの税収もあります。日本の財政システムが破たんしない限り、安心することができるというセオリーが成り立ちます。

支払った年金保険料は年末調整や確定申告時に「社会保険料控除」として適用することができるため、支払い期間中の節税効果も見逃すことができない大きなポイントです。

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最終更新:7/25(火) 19:30
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