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北朝鮮が北西部でミサイル発射準備 潜水艦も異例の動き

7/25(火) 11:43配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮北西部の平安北道一帯で、北朝鮮がミサイルの発射を準備している状況が捉えられた。北朝鮮のロメオ級潜水艦(1800トン級)も朝鮮半島東の東海で10日近くも活動する異例の動きを見せている。

 韓国政府筋は25日、平安北道一帯でミサイルが入っている円筒形の発射管を搭載した車両型の移動式発射台の動きが継続して捉えられていると伝えた。ミサイルを今すぐ発射する兆候はないとしながらも、朝鮮戦争の休戦協定締結日にあたる今月27日を前後し、北朝鮮がミサイル発射という挑発に踏み切る可能性が高いとの見方を示した。

 これと関連し、米CNNテレビは米国防総省官僚の話として、弾道ミサイル発射装置を積んだ運搬車両が21日に平安北道の亀城に到着したと報じた。この官僚は、発射装置が捉えられると6日以内に発射される可能性があり、折しも6日目は休戦協定締結から64年になる7月27日だと説明した。

 韓国政府筋によると、北朝鮮は亀城一帯に移動式発射台を停車させるコンクリートの設備を複数設けており、停車させた発射台からミサイルを降ろし、地上の固定装置に立てて発射するという。

 韓米軍当局は、発射台に搭載されたミサイルの種類の分析を進めているようだ。韓国軍の消息筋は「大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の射程を持つ『火星14』を改良したミサイル、または射程を延長した『北極星』系列の中長距離弾道ミサイルを発射する可能性がある」と説明している。北朝鮮は2014年7月26日、休戦協定締結日を翌日に控え短距離の「スカッドC」1発を発射した前例がある。

 一方、北朝鮮のロメオ級潜水艦が10日近くも本国から遠く離れた東海で機動していることが把握された。ロメオ級潜水艦がこれほど長期にわたり、遠くの海域で活動するのは異例だ。

 同艦はディーゼル式で全長76.6メートル。最大潜航深度は約500メートルとされるが、1日に2回ほど浮上して稼働に必要な空気を補充する必要があるため、それだけ攻撃リスクにさらされやすい。

 韓国政府の関係者は「ひとまず海上訓練の一環と分析している」としながらも、「新浦級潜水艦(2000トン級)から潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を試射するための水中情報収集などが目的の可能性もあり、綿密に監視している」と伝えた。

最終更新:7/25(火) 11:57
聯合ニュース