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ハンドボール日本代表に197センチ・玉川らを選出

7/26(水) 6:04配信

スポーツ報知

 日本ハンドボール協会は25日、都内で29日の日韓戦(東京・駒沢体育館)に臨む男女日本代表18人ずつを発表した。男子は昨年のリオ五輪でドイツ男子代表を銅メダルに導いたアイスランド出身の名将、ダグル・シグルドソン・ヘッドコーチ(HC、44)の初陣。197センチの長身を誇るホープ、玉川裕康(22)=国士舘大=ら18歳から36歳まで個性豊かなメンバーが選ばれた。出場が確定している2020年東京五輪に向け、新生日本代表がベールを脱ぐ。

 “ダグル・ジャパン”の船出となる日韓戦を前に、代表発表会見に臨んだ玉川は胸を高鳴らせた。お披露目された紺色の新ユニホーム姿で「韓国とやるのは初めてで楽しみ。どれだけできるか試したい」と決意。代表最長身の197センチを誇り、1月の世界選手権でデビュー後に肉体改造に取り組み、体重も112キロに増量。たくましさを増した体で、攻守に奮闘を誓った。

 日本代表の期待の星だ。イラン出身の父を持ち、5歳から始めた剣道では埼玉県の地区大会で好成績を収め、日本武道館で試合をした経験もある。当時から長身で、中学ではバスケットボール部から熱烈な勧誘を受けたが「みんなで1点を守って1点を取る。チームプレーに魅力を感じた」とハンドボールへ転向。各年代で注目を集めた逸材だ。

 タレント候補は玉川だけではない。高校生で194センチの部井久(べいぐ)アダム(18)=博多高=も初選出。一方で36歳の宮崎大輔(大崎電気)は15年11月のリオ五輪アジア予選以来の復帰を果たした。ダグル新HCは「代表を選ぶ時に年齢は見ない」と言い切り、日本協会関係者も「男子で35歳を超えて入るのは珍しいが、高校生の代表も記憶にない」と驚く異例の人選となった。

 ハンドボールは長く五輪から遠ざかり、東京五輪が開催国枠で男子は32年ぶり、女子は44年ぶりの出場だ。韓国は昨年1月に勝利したが、それまで26年間勝てずアジアの舞台で苦汁をなめさせられた宿敵。協会内部では会長から副会長に解任動議が出されるお家騒動が続いているが、日韓戦のチケットはほぼ完売と注目度は高い。日本協会は男子代表の愛称も公募する方針。多彩な選手がプレーで観客を魅了し、3年後に弾みを付ける。(林 直史)

最終更新:7/26(水) 6:04
スポーツ報知