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5代目福島丸“勇退” いわき海星高生見送り

7/25(火) 9:50配信

福島民報

 福島県のいわき海星高の海洋練習船「5代目福島丸」は24日、同校練習船としての役目を終え、宮城県の造船所に向けて小名浜港を出港した。同日、小名浜港で勇退式が行われ、同船での遠洋航海実習を経験した生徒らが岸壁で船を見送った。
 5代目福島丸は1998(平成10)年に就航した。東日本大震災発生時は出港中で船体への被害を免れ、食料品の運搬や知的障害者の県外避難などに使われた。老朽化したため県教委が6代目の建造を進めており、5代目は今月以降に売却される予定となっている。
 勇退式には生徒、教員、乗組職員ら約150人が出席した。沢尻京二校長が「5代目福島丸の功績をたたえたい。今後も教員一丸となり実習教育に取り組む」と述べた。海洋工学科3年の四家里季也さん(17)と本科卒業後に専攻科に進んだ栗原将也さん(19)もあいさつし、航海実習の思い出などを語った。
 式終了後、5代目福島丸は汽笛を鳴らして宮城県沖へと出港した。出席者は感謝のまなざしを向けながら船が小さくなるまで見送り続けていた。
 6代目福島丸は11月に完成する予定。

福島民報社

最終更新:7/25(火) 10:48
福島民報