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息子よ「よく決勝まで頑張った」 24年前に甲子園出場/久慈高・宇部主将の父

7/25(火) 10:30配信

デーリー東北新聞社

 グローブをカメラに持ち替え、久慈ナインの勇姿を収めようとスタンドを駆け回っていた。

 久慈の主戦・宇部堅人主将の父秀人さん(41)。1993年の第75回大会で久慈商(現久慈東)が初出場した際、チームの大黒柱として岩手大会から全試合を投げ抜き、活躍した名投手だ。

 久慈商は甲子園初戦の徳島商戦で、川上憲伸投手(後にプロ野球・中日)を攻略し、7―0とリードを奪う。だが、8回1死から相手に反撃され、結果的にサヨナラ負けを喫した。

 あれから24年。DNAを受け継いだ息子が甲子園出場を目指し、岩手大会の決勝のマウンドに立った。同じ左腕で投手というポジション。全試合で先発を任された。この日も粘り強い投球を見せたものの、同じ大舞台に立つことはかなわなかった。

 「今日は調子が良さそうだと感じた。本人は力負けしたと思っているのかな」と心境を察する秀人さん。

 「高校入学後、主戦になれるか分からなかったが、結果を残した。よく決勝まで頑張った」と息子の成長に淡い青春の思い出を重ね合わせた。

デーリー東北新聞社

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