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上峰町ふるさと納税 寄付1回20万円以下に

7/25(火) 10:02配信

佐賀新聞

高額返礼品、国通知受け取りやめ

 三養基郡上峰町は、ふるさと納税で受け付ける1回当たりの最高額を20万円に引き下げた。高額な返礼品を取りやめるよう求める総務省からの通知に従った形だ。町は30万円未満であれば総務省の通知に沿うと見ており、寄付額の上限を改めて設定する方針。

 24日の定例会見で武広勇平町長は「100万円以上の寄付は一定数あったので減額が見込まれる」とした上で、「これまでの寄付者への直接的な働き掛けや、新たな寄付者獲得に向けた広報活動を展開しカバーしたい」と寄付額維持に努める考えを示した。

 4月に全国一律に出された総務省通知を受け、寄付500万円に対する牛1頭分の肉などの返礼品は既に取りやめていた。5月に再度、個別に具体的な返礼品名を挙げて是正を求める通知が県を通して国から届いた。そのため、50万円の寄付で年複数回返礼品が送られる定期コースなどを取り下げた。

 20万円の寄付に対する返礼品はヘリコプターの遊覧飛行や、野菜、米の年間を通じた送付などとなっている。上峰町の2016年度の寄付額は45億7329万円。6月議会でふるさと納税PR広告料1億3085万円を予算化し、首都圏向けの広報にも力を入れる。

 県税政課によると、国から是正の通知を受けた自治体は他に11自治体あり、見直し作業を進めている。基山町も寄付100万円で年に数回牛肉を送るコースが指摘を受け、現在は寄付50万円で牛肉を5カ月連続で送るコースが最も高い寄付額になっている。

最終更新:7/25(火) 10:15
佐賀新聞