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剪定中の事故と断定 男性「殺害」から一転 香取署特捜班

7/25(火) 6:52配信

千葉日報オンライン

 千葉県香取市富田の自宅前の路上で岡田幸志さん=当時(71)=が血を流して死亡していた事件で、香取署特別捜査班は24日、岡田さんが植木の剪定(せんてい)中、誤って脚立から転落し、持っていた刈り込みばさみが胸に刺さったことによる事故死と断定した。

 特捜班によると、遺体発見現場の自宅前路上から数十メートル離れた近所の女性宅敷地内に、高さ約1・8メートルの脚立が、足1本が土に埋まった状態で見つかった。近くには血の付いた刈り込みばさみ(全長約66センチ、刃渡り約15センチ)と、岡田さんのものとみられる帽子が落ちていた。脚立の近くには約24×15センチの血だまりもあった。刈り込みばさみを鑑定したところ、岡田さんの指紋とDNA以外は検出されなかった。左肩に皮下出血があり、脚立から落下した際にできたとみられる。周辺には剪定された枝なども落ちていたという。

 岡田さんは、普段から親切心で近所の垣根の剪定をしていたという。岡田さんが事故に遭ったとみられるのは9日午前10時半~同日午後0時半ごろで、当時留守にしていた女性が11日、敷地内に脚立や刈り込みばさみを見つけ、千葉県警に連絡していた。

 特捜班によると、女性宅から岡田さんが倒れていた現場までは約数十メートル。脚立から転落し、自宅前まで自力で歩いたとみられるが、路上に血痕などはなかったという。