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ピカソ・シーレなど170点 富山県美術館、来月26日から開館展

7/25(火) 0:22配信

北日本新聞

 富山県美術館(富山市木場町)の開館記念展「生命と美の物語 LIFE-楽園をもとめて」の全容が24日、発表された。ルノワールやピカソ、クリムト、シーレ、シャガールら印象派から現代作家の作品まで138人の約170点をそろえ、創作の根源的なテーマともいえる「生命(LIFE)」の多様な表現を紹介する。同日、石井隆一知事が会見し説明した。

 富山県美術館は3月25日から展示室以外の利用が始まっており、既に43万人余りが来館。開館記念展は全面開館の8月26日に開幕する。

 会場には「子ども」や「愛」「日常」「夢」「死」など八つのテーマに分けて作品を展示する。印象派のルノワールや、クリムトの「人生は戦いなり(黄金の騎士)」、シーレの「カール・グリュンヴァルトの肖像」などウィーンの世紀末美術、20世紀のモダンアートと西洋美術の流れを網羅。国内の美術も洋画の青木繁、日本画の菱田春草、下村観山ら近代絵画から、現代アートの折元立身(おりもとたつみ)さん、彫刻の三沢厚彦さんら現在活躍中の作家の作品まで平面、立体を問わず幅広く紹介する。

 欧米の著名美術館から名品を借用。フェルナン・レジェの「曳き船」(仏グルノーブル美術館)やパブロ・ピカソの「画家(自画像)」(独ブレーメン美術館)など8点は日本初公開となる。会期は11月5日までで、富山県美術館や北日本新聞社などが主催する。

 オープン当日は、記念式典に続いて、近代美術館のポスターを手掛けてきた永井一正さんと、富山県美術館のポスターを担う佐藤卓さんのグラフィックデザイナー2人によるトークイベントや記念コンサートを開催する。県出身の女優、室井滋さん率いる「しげちゃん一座」のパフォーマンスショーも予定する。

北日本新聞社

最終更新:7/25(火) 0:22
北日本新聞