ここから本文です

若き沖縄県人6人、真摯に夢を追う エール交換し交流 カナダの沖縄ナイト

7/25(火) 14:45配信

沖縄タイムス

 沖縄の若者、夢を語る

 【小橋川慧通信員】トロント居酒屋「りょう次」(上地耕太店長)の名物「沖縄ナイト」が6月25日に催された。出会った沖縄出身の若者6人にトロントの生活について話を聞いた。

 全員、英語学習の目的でホームステイ制度を利用して5月にトロントへ来たという。ワーキングホリデー・ビザで来ている5人のうち、琉球調理師専修学校卒の金城真紀さん(那覇市)は、フランス系カナダ人のケーキ屋での就職が決まっている。「外国に出て沖縄を客観視したい」と言う具志堅大也さん(同)は、イタリアレストランで働く。2人ともネットを使い1週間で仕事を見つけたそうだ。

 知名涼香さん(沖縄市)は前原高校時代の友人の紹介で、日系のベーカリーで働く予定。沖縄にいる時、調理場で働いた経験があるという仲里将哉さん(南風原町)は「りょう次」の調理場で働いている。知念果林さん(同)は、8月まで英語学校での学習に集中し、就職活動はそれ以後、と話す。

 沖縄大学子ども文化学科卒の島袋枝里子さん(宜野座村)は、小学校教員志望。小学校で英語教育が実施されるようになるので、準備のために来加し、滞在期間は6カ月という。琉球大学地理学教室に在学中の具志堅さんも、移民をテーマにした卒業論文に取りかかるため、来年1月には帰沖予定となっている。

 トロントはセクシュアル・マイノリティーに対して、北米ではパイオニア的な都市で、当日はジャスティン・トルード首相やキャサリン・ウイン州知事を先頭に、世界最大級のプライド・パレード(別名ゲイ・パレード)が市の中心部で行われた。6人は「すごく多くの人が街路を埋め尽くしているので驚いた。参加グループもそれぞれ個性があって見ていて楽しかった」などとパレードの感想を語った。

 料理と音楽堪能 にぎやかに交流

 沖縄ナイトは、沖縄料理とスペシャルドリンクで交流の輪を広げ、三線の比嘉亜希乃さん(読谷村)と金城彩加さん(宜野湾市)、ボーカルの永山久良羅さん(うるま市)による沖縄メロディーの生演奏に福引の余興も加わり、にぎやかだった。

 現在、仲里さんのほかに永山さん、山内恵さん(沖縄市)仲里友紀さん(名護市)照屋まどかさん(名護市)西原稜さん(西原町)森山雄大さん(豊見城市)が「りょう次」の世話になっている。皆それぞれの役割をテキパキとこなしていた。

最終更新:7/25(火) 14:45
沖縄タイムス