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珠洲市合区が確定的 県議選区割り 人口減に伴い

7/25(火) 1:19配信

北國新聞社

 石川県議選の珠洲市選挙区(定数1)が隣接選挙区と合区されることが確定的となった。24日開かれた県議会の検討懇談会で、県内15選挙区のうち議員1人当たりの人口が最少の珠洲を合区の検討対象とすることが確認された。人口減に伴う選挙区変更は県内では初めてとなる。当該区の議員や首長の意向を聴取した上で最終判断され、合意が得られれば2019年の県議選から適用される見込み。

 県議会の全会派が加わる選挙区・定数検討懇談会では、珠洲市と、輪島市か鳳珠郡の選挙区(いずれも定数1)を合わせて定数2とする案のほか、珠洲、輪島、鳳珠の三つを定数3の1選挙区に再編する案が出された。

 検討懇は8月にも開く次回会合までに、合区の賛否を含めて対象自治体の首長や議会、県議から意見を聞き、県議会12月定例会での条例改正案提出を目指す。

 県議選の区割りは、県全体の人口を議員の総定数で割った「議員1人当たり人口」が議論の基準となる。15年の国勢調査の数字で計算すると石川は2万6837人だった。

 公選法によると、選挙区人口が議員1人当たり人口の半数に達しない場合、隣接選挙区との「強制合区」が必要で、珠洲市の人口(1万4625人)は半数ライン(1万3419人)をわずかに上回っているにすぎない。

 また、議員1人当たりの人口が最多のかほく市選挙区(定数1、3万4219人)と比較すると2・340倍の開きがあり、今年6月時点の人口推計では2・457倍にまで広がった。

 珠洲市は次回の国勢調査までにさらに人口が減る可能性があり、懇談会長の福村章県議(自民)は終了後「あまりにも格差が大きく、強制合区になる前に見直しを考えたほうがいい」とし、関係者の理解を得ながら議論を進める考えを示した。

 珠洲市選出の平蔵豊志県議(自民)は取材に対し、「県全体のバランスを考えれば仕方ない」と述べた。

 検討懇では、河北郡選挙区(定数2)について、内灘町の町会区長会連合会から、内灘町と津幡町に分割してそれぞれ定数1の町単独選挙区とするよう要望があったことが報告された。

北國新聞社

最終更新:7/25(火) 1:19
北國新聞社