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北電が週休3日制導入 来月から一部職場で試行

7/25(火) 1:14配信

北國新聞社

 北陸電力は8月から、一部の職場で週休3日制を試験導入する。退社から出社までに一定の休息時間を設ける勤務間インターバルなどの制度と併せて試行し、来年1月まで効果を検証した上で本格導入を目指す。電力の小売自由化や志賀原発の停止長期化で経営環境が厳しさを増す中、多様な働き方を推進して業務効率化につなげる。

 週休3日制や勤務間インターバルに加え、▽在宅勤務▽時間単位での年次有給休暇取得▽朝型勤務―の計5制度を採用する。対象となる職場は制度によって異なり、本店経営企画、土木、燃料部などの14部署や育児・介護を行う従業員の計100人程度が参加し、来年1月まで試行する。

 週休3日制では、休日を増やす分、勤務日1日当たりの労働時間を上乗せし、賃金がこれまでと変わらないようにする。休む曜日は土日以外で自由に設定できる。勤務間インターバルは前日の退社時刻から翌日の出社まで9時間以上の休息時間を設ける。

 在宅勤務では、週4日を上限に1時間単位での利用を認める。最低週1日は出社しての通常勤務が必要となる。利用時には情報管理が徹底された専用のパソコンを貸し出し、自宅以外での勤務は禁止する。

 時間単位休暇については、年間20日ある年次有給休暇のうち5日間分を上限に1時間単位で休みを取得できることとする。夜間の時間外労働を減らすため、午前8時40分の始業時間前からの朝型勤務を推進する。

 働き方に関する社内アンケートを今年1月に行い、要望が多かった制度の試行を決めた。8月以降、対象者への聞き取りで効果を確認し、業務に支障がなければ本格実施する。

 このほか、外部機関を活用した業務量調査や管理職対象の研修を夏ごろに開催し、意識改革を進める。山間地などの送配電設備でドローンを活用した巡視・点検作業を実施し、タブレット端末を用いた現場での業務効率化支援に取り組む。

 北陸電力は「従業員が働きやすい職場環境づくりに努め、労働生産性を向上させたい」(地域広報部)としている。

北國新聞社

最終更新:7/25(火) 1:14
北國新聞社