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町内会が児童に朝ご飯 野々市・下林

7/25(火) 1:19配信

北國新聞社

 野々市市下林町内会は24日、町内の児童に朝食を振る舞う取り組みを始めた。夏休みに合わせて5日連続で実施し、子どもらに毎日、朝食を取る習慣を身に付けてもらう。地域の農家らが善意で提供した新鮮な野菜や米を使ったメニューで、地産地消の大切さも伝える。

 初日は、ラジオ体操と真宗大谷派定林寺(野々市市下林4丁目)での正信偈(しょうしんげ)の練習後、子ども約50人が下林会館に集まった。通学路見守り隊「下林つくし会」の女性有志5人が午前5時半から地元産のトマトやキュウリなどを使って調理し、みそ汁やナスのみそ炒め、サラダ、目玉焼きなどを用意した。

 子どもらは出来たての朝食を平らげ、配膳も手伝った。同市富陽小3年の村本希和さん(8)は「野菜が多くて健康的だし、具だくさんのみそ汁もおいしい」と笑顔を見せた。

 夏野菜は下林地区の農家や、家庭菜園が趣味の住民13人から譲り受け、JAののいちが市産コシヒカリを提供した。

 町内会は2014年に夏休みに合わせ、朝食を振る舞い始めた。米を中心に栄養バランスを考えた献立で、子どもに地元食材のおいしさを感じてもらおうと続けている。

 山岸富明町内会長(63)は「下林には次々、新しい人が転入してくる。子どもがみんなで集まる朝食会を通じて住民同士のつながりをつくりたい」と話した。

北國新聞社

最終更新:7/25(火) 1:19
北國新聞社