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【特集】河川敷を飛び回る 大型RC飛行機

7/25(火) 16:08配信

毎日放送

家の近くにある河川敷がRC(ラジオコントロール)飛行機の飛行場になっているというある男性の憤懣。飛行機がコントロールを失って落ちてこないかと不安な毎日を送っているといいます。果たしてその実態とは、取材班がRC飛行機を飛ばしている人を直撃しました。

住民不安「落ちたら…」

京都府内を流れる木津川。多くの植物や野生動物が生息するこの川の近くに住む住民が怒っていました。

「ぐわーっとねじって飛行させたり、ぎゅーんと上がってまた急降下させたりね。いろんなことをなさいますわ」(男性)

男性の怒りの対象は、自宅のすぐ近くの河川敷を縦横無尽に飛び回るRC飛行機です。

「一番怖いのは一回生活道路に落ちてそれが破損をして、火事の心配は非常にするわけですね。私個人の話でいうと火災保険の金額を変えましたね」(男性)

確かに男性の言う通り、RC飛行機が住宅街に墜落する可能性も否定はできません。

墜落による火災も

取材班、早速問題の河川敷へ向かいました。茂みの中を伸びるわだちをたどること2分。

「茂みの中に突然現れるこの広いスペースがRC飛行機の飛行場になっているというのです」(奥西亮太記者リポート)

特設の飛行場です。綺麗に刈り込まれた芝。ベンチやテーブルも置かれ、丁寧に整備されています。すぐ近くで畑作業をしていた男性に聞いてみると…

「(RC飛行機は)かなり上がってます。よく見えますよ、ここから見たら。そらよく見えます。ただ危険性という意味からいったら…この真上を飛んでないからあまり恐怖は感じないけれども、ただもし操縦不能やコントロールミスが起こった場合はちょっと怖いですね」(近くで畑作業をする男性)

実際、別の河川敷では事故が起きています。今年3月、京都市伏見区の河川敷にRCヘリコプターが墜落炎上。けが人はいませんでしたが、約2時間にわたって河川敷のアシなどが燃えました。

アクロバットに飛ぶ大型RC飛行機

そこで取材班、どんな人がRCを飛ばしているのか、木津川の河川敷で張り込んでみました。午前10時半、1台の車がやってきました。降りてきた男性が慎重に取り出したのは…

「飛行機です、飛行機が出てきました」(記者)

現れたのは、全長2メートルはあろうかという大型のRC飛行機。翼の取り付けが終わると早速、広場の方へ移動していきました。そして準備が整ったところでテイクオフ!

「すごいなこれ、アクロバットなことしてるなぁ」(カメラマン)

螺旋状に旋回する錐(きり)もみ回転、次は背面飛行!そしてとどめの急降下!この日は他にももう1台のRC飛行機が登場し、2台が交互に離着陸を繰り返していました。

別の日、再び河川敷へ行ってみると男性たちがフライトの準備をしていました。パイロット(人形)も操縦席に乗り込み、準備万端です。

近くの住宅街から見ていると…飛びたちました!1機が上空高くまでぐんぐん上がっていきます。この日は数台の飛行機が交代でアクロバティックな飛行を繰り返していました。

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最終更新:8/2(水) 16:24
毎日放送