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神戸空港の運営権、オリックス連合に優先交渉権 関西3空港一体運営へ

7/26(水) 8:45配信

Aviation Wire

 2018年4月の民営化を目指す神戸空港の運営権売却について、運営する神戸市は7月25日、オリックス(8591)と仏空港運営会社ヴァンシ・エアポート、両社が出資し関西空港と伊丹空港を運営する関西エアポートの3社によるコンソーシアム(企業連合)を、優先交渉権者に同日付で選定した。

 神戸空港の民営化は、市に所有権を残したまま運営権を売却する「コンセッション方式」で実施。オリックス連合は、6月30日に市へ提出した提案書類で、関空や伊丹を2016年4月から運営するノウハウを生かし、神戸を加えた3空港の一体運営を念頭に提案を進めてきた。

 今後神戸市と基本協定を締結し、神戸空港を運営する特別目的会社(SPC)を関西エアポートの100%出資で設立する。10月に運営権がSPCに設定され、2018年4月に民営化する見通し。

 民間による運営期間は2018年から2060年までの42年間とし、10年間の合意延長ができる。運営権者は滑走路やターミナルビル、駐車場などを一体的に運営する。現在は空港施設は市が、ターミナルビルと駐車場は市などが出資する神戸空港ターミナルが運営している。

 神戸市では、神戸と関西、伊丹の関西3空港の一体運営を求めている。民営化により、現在は午前7時から午後10時までに限られている運用時間や、1日30往復と制約がある発着枠について、緩和される可能性がある。

 神戸空港には現在、スカイマーク(SKY/BC)と全日本空輸(ANA/NH)、ソラシドエア(SNJ/6J)、エア・ドゥ(ADO/HD)の計4社の国内線が乗り入れている。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:7/26(水) 8:45
Aviation Wire