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Web担当者の仕事とは何か? どんな企業にも共通するたった1つのコト

7/26(水) 7:06配信

Web担当者Forum

心得其の513(最終回)

 

ラストメッセージ

毎週水曜日が寂しくなる。読者から声をかけていただき筆者冥利に尽きるというものです。サヨナラは別れの言葉ではないと昔の流行歌にあったように、いずれどこかで出会えるまでの、しばしの別れ。

それに本連載をまとめた通称「赤本」と「青本」は電子書籍で絶賛発売中! ワンコインで充実のノウハウが……最終回も手前味噌で始まりました。

さて、Web担当者の仕事とは何か。本連載が始まった当初は、自社サイトの管理者の意味合いが強く、同時に「Web 2.0」により新しい時代がやってくるとの期待感もありました。

そして10年。SNSとスマホの普及による変化はありましたが、「Web担当者の職務内容とは何か」についてはいまだ結論がでていないように感じます。それでも「何か」と結論をだすならこうです。

“>>>
Web担当者は結果がすべて
<<<”

本連載におけるラストメッセージです。

 

千差万別の世界

荷物を運ぶトラックドライバーや、美味しいハッシュドビーフを提供するシェフのように、Web担当者の業務は特定のコンセンサスがあるものではなく、少し前に流行したCMのコピーのように「結果にコミット」するぐらいしか共通項のない特異な職種だということです。

たとえば、同じWeb担当者と呼ばれていても、その会社におけるWebの位置付けが「広報」「販売」「集客」「求人」のいずれなのかによって、必要となるスキルも知識も異なってきます。

いまでは中小企業でも絶滅危惧種になりつつある、企画立案からコンテンツの制作実務まで行う「ワンオペ」的なWeb担当者にとってHTMLのコーディング知識は不可欠ですが、企画を中心とした業務のWeb担当者ならマストなスキルではありません。

 

いまなにをやるべきか

あるメーカーでは、卸価格と一般価格が異なり、また業者の取引実績でも変化するので、Web上に公開することができずにいました。ユーザーごとに価格を切り替えるシステムを構築するといった解決策もありますが、システム開発とメンテナンスの費用対効果から折り合わず、「FAX見積もり申込書」をPDFで掲示することが「最適解」となり、現在つつがなく「稼働」しています。

路面店を新規オープンする際の集客なら、開店当日の告知は、とりわけ住宅街なら、いまだに「新聞折込チラシ」に軍配が挙がります。Webの活用はもちろんながら、「結果」のためにはWeb以外の選択肢もあり得るということです。

それぞれの会社におけるWebの位置付けで「最適解」は変化しても、Webに期待する「結果にコミットする」ことだけは変わらない。それが「結果がすべて」だということです。

専門家風ならKPIとかを持ち出して説明すべきでしょうが、定量化できない環境も多く、また「ド素人向け」という原点から「結果」とし、それを意識する職種だということです。

 

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最終更新:7/26(水) 7:06
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