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全国高校野球静岡大会準決勝 浜松商―日大三島

7/26(水) 8:06配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 ■日大三島 逆転サヨナラ 28年ぶり優勝へあと1勝

 ▽準決勝(草薙第1試合)

 浜松商

 00000010000002―3

 00000000100003x―4(延長14回)

 日大三島

 ▽三塁打 藤井(日)

 ▽二塁打 長尾、海野(日)

 ▽捕逸 塩谷(日)

 ▽試合時間 3時間36分



 【評】日大三島が2点差をはね返し、サヨナラ勝ちした。

 1点を追う九回は1死から長尾が二塁打を放ち、続く藤井の右越え三塁打で同点。延長十四回は2死満塁から原の右前2点適時打で追い付き、長尾の右前打で激闘に終止符を打った。先発海野は十四回途中まで189球を投げて8安打3失点。変化球を効果的に使い、浜松商打線に的を絞らせなかった。

 浜松商は河野、中山、増田の継投で再三のピンチをしのぎ、日大三島打線を13回まで最少失点に抑えた。十四回に原田の適時打と押し出し四球で2点を勝ち越したが、最後は相手の粘りに屈した。



 ■エース海野 189球の熱投 今大会一番の内容

 日大三島の左腕海野が今大会一番の投球を見せた。13回2/3、189球の粘投。「味方の声援と、勝ちたいという気持ちがあったから」。体力は限界を迎えながら、打線の援護を信じて、必死で踏みとどまった。川口監督も「さすがエース」とたたえた。

 130キロ台後半の直球と切れのあるスライダー、チェンジアップがコースに決まり、延長十三回まで5安打1失点に抑えた。「ボールに威力があり、気持ちが乗っていた」と捕手の塩谷。準々決勝で17安打と爆発した浜松商打線に対し、バッテリーは相手の狙いをかわす配球を徹底した。「ベンチ外の3年が相手を研究し対策を立ててくれた」と海野。

 準々決勝までは制球が定まらず、苦しい投球が続いていた。土屋、吉田ら救援陣と野手の援護で競り合いをものにしてきた。エースは「味方がずっと助けてくれた。今度は自分が助けたいと思った」。

 延長十四回、相手打線につかまりマウンドを右腕土屋に託した。「ごめん。頼むぞ」と声を掛けると、土屋からは「任せろ」と心強い返事。仲間を信じて、決勝も戦う。

静岡新聞社