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遠東航空がATR製旅客機を導入 保有機拡大に意欲/台湾

7/26(水) 17:31配信

中央社フォーカス台湾

(台北 26日 中央社)ファーイースタン(遠東)航空は26日、新しく導入した旅客機ATR72-600のお披露目式を行った。9月にも台湾本島と離島・金門、澎湖を結ぶ路線に投入する予定。同社の曽金池・運営長はATR製以外にもエアバスA320やA321の導入も検討しており、将来的には保有機を20~30機に拡大したいとの方針を示した。

同社は現在、マクドネル・ダグラス(MD)製のジェット機を保有している。だが、既に生産停止になっており、部品の調達が困難なことなどから、交通部(交通省)民用航空局から新型機種に変更するよう要請されていた。

1機目のATR72-600は今月初旬にデンマークを出発し、17日に台北松山空港に到着した。来月にも新たに1機が台湾に到着する予定。GPS(全地球測位システム)による位置情報確認が可能で従来より精度が高く、より安全だとされる。

同社の張綱維董事長(会長)によれば、ATR製の航空機を導入する路線の運賃は値上げされる見込み。従来のMD型よりコストが高い上に、昨年の労働基準法改正による人件費増加なども影響しているという。

具体的な値上げ幅については民用航空局が審議中。だが、張董事長は値上げしても運賃は他社を下回るとしている。

(汪淑芬/編集:楊千慧)