ここから本文です

本酒「絆結」が完成 本県など被災4県プロジェクト

7/26(水) 9:50配信

福島民報

 東日本大震災と熊本地震で被災した福島、岩手、宮城、熊本の4県のコメで仕込んだ日本酒「絆結(きゆ)」が完成し、音頭を取った東京都の城南信用金庫の渡辺泰志理事長ら関係者が25日、福島県庁を訪れ、内堀雅雄知事に届けた。
 城南信金が復興支援のため2012(平成24)年度から毎年開催している「“よい仕事おこし”フェア」の2017年度メイン事業「興(お)こし酒プロジェクト」として企画した。4県の主な信用金庫がコメの調達などで協力した。
 渡辺理事長は「信金職員の復興に懸ける思いが実を結んだお酒だ。災害を風化させないという気持ちも込めた」と説明した。製造した会津坂下町の曙酒造の鈴木孝市専務は「いろいろな県のコメを使うのは初めてだったが、全国新酒鑑評会で金賞受賞数5年連続日本一に輝いた福島県のプライドに懸けて、いい酒を造った自信はある」と胸を張った。
 内堀知事は「復興へと前に進んでいるわれわれにとって、もう一度多くの方々と絆を結ぶきっかけになる。震災以降、継続して応援してもらっており、改めて感謝する」と語った。城南信金の川本恭治常勤理事、福島信用金庫の樋口郁雄理事長、会津信用金庫の星幹夫理事長が一緒に訪れた。
 「絆結」は5000本の限定製造で、4合瓶1本が2600円。8月22、23の両日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開かれる「“よい仕事おこし”フェア」で披露し、来場者に販売する。売上金から1本当たり200円を4県の復興支援事業に寄付する。
 「絆結」はフェア開催後、県内でも販売する予定。問い合わせは曙酒造 電話0242(83)2065へ。

福島民報社

最終更新:7/26(水) 10:26
福島民報