ここから本文です

浪江で「ふるさとの祭り」 11月「10日市祭」と同時開催

7/26(水) 9:50配信

福島民報

 福島県内の民俗芸能保存団体が集う「ふるさとの祭り2017」は11月25、26の両日、浪江町地域スポーツセンター駐車場で催される。東京電力福島第一原発事故により全町避難となっていた地域での開催は初めてで、浜通りを中心に約20団体が出演する見込み。民俗芸能を通して復興への意気込みを発信する。地元のイベント「復興なみえ町10日市祭」と同時開催となる予定。25日、県庁で第1回実行委員会を開き、日程や内容を決めた。
 県と実行委員会の主催。原発事故による避難や東日本大震災の津波、地震の被害などで担い手が減っている団体などに発表の場を設けて受け継ぐ意欲を高め、住民らの心の復興につなげる。浜通りをはじめ県内各地に伝わる民俗芸能が発表されるほか、衣装試着や楽器演奏、踊りなどの体験コーナー設置、伝統工芸品の制作体験や展示・販売、保存団体代表者の交流会などを計画している。県外の団体も招く。祭りや各団体の活動を伝える新聞を発行する。
 東京五輪を前に県内の民俗芸能の魅力をアピールするため、都営地下鉄の駅張りポスターなどの方法で首都圏での情報発信を計画。観客らの交通手段なども考慮する。
 「ふるさとの祭り」は2012(平成24)年10月、地域伝統芸能全国大会福島大会「ふるさとの祭り2012」が郡山、会津若松の両市で開かれたのを機に、民俗芸能を次世代に受け継ごうと毎年催している。これまでに、いわき、福島、南相馬、白河の各市で開催しており、今回は5回目。

福島民報社

最終更新:7/26(水) 10:28
福島民報