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【エアコン大ヒット】アイリスオーヤマは日本の家電を復活させるのか?

7/26(水) 17:35配信

投信1

ルームエアコンが品薄になるほど大ヒット

2017年6月5日、仙台に本社を置く生活用品メーカーのアイリスオーヤマは、「『ルームエアコン』(各種)品薄状態についてのお詫び」と題するニュースリリースを発表しました。

その後、品薄状態が解消されたという発表はないものの、ビックカメラ.COM等の通販サイトを確認すると、「在庫あり」と表示された製品が多く見られます。よって、一時期に比べると品薄問題は解消に向かったと推察されます。

とはいえ、大手メーカーがひしめく家電市場において、一時的とはいえ、なぜ品薄となるほど人気が高まったのでしょうか。また、そもそもアイリスオーヤマとはどのような会社なのか、気になるところです。

なお、同社は非上場企業であるため公表されている財務関連データは限られています。ただし、会社紹介のホームページは充実しており、パブリシティも積極的に行っていますので、それらの情報を読み解きながら上記の疑問を解いていこうと思います。

家電への本格参入は2010年のLED照明から

まず、アイリスオーヤマの歴史を簡単に見てみましょう。

同社の前身は1958年創業の「大山ブロー工業所」といい、プラスチック製シャンプー容器などを製造する東大阪の町工場でした。

この会社は、現在の代表取締役社長である大山健太郎氏(以下、大山社長)の父親が創業した会社ですが、父親の逝去に伴い、1964年、大山社長が19歳の時に大学進学を断念し後を継いでいます。

その後、大山社長は「町工場のオヤジで一生を終えたくない」という信念で自社開発品に取り組み、1980年代にはプラスチック製プランターなどのガーデニング用品やクリア収納ケースのヒットなどにより生活用品を中心に事業を拡大していきます。

家電への参入は2010年のLED照明がきっかけです。競合他社に比べて低価格であったことや、2011年3月に起きた東日本大震災による省エネブームの追い風を受け大ヒットとなりました。

また、2013年には大阪R&Dセンターを開設。アジア企業との競争激化で業績が大幅に悪化した関西の家電メーカーから人材を多数受け入れ、家電事業急拡大への足掛かりとしています。

会社側によると、2016年12月期のLEDも含めた家電事業の売り上げは約485億円と全社売り上げの約40%となり、2010年12月期の100億円から約5倍に急拡大しています。

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最終更新:7/29(土) 21:45
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