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ドラッグストア、業界再編で『顧客志向』の原点回帰が問われる時代へ

7/26(水) 7:20配信

健康産業新聞

業界再編が加速

調剤やドラッグストアの業界再編が加速している。日本M&Aセンター(東京都千代田区)執行役員業界再編部長の渡部恒郎氏は、「どの業界でも上位企業のシェアが約10%になると“成長期”に入り、大手企業による中小・中堅企業の買収や、中小・中堅企業同士のグループ化による規模拡大といった業界再編が始まる。業界上位10社のシェアが約50%の“成熟期”には、地域ナンバー1と呼ばれる企業の再編が起こり、シェア約70%まで進むと、大手企業同士の経営統合が始まる」という。

351社から114社に激減

医薬品卸、ドラッグストア、調剤薬局の3業界については、「1992年に351社加盟していた医薬品卸業界は09年114社へ激減し、この時点でメディパルHD、アルフレッサHD、スズケン、東邦HDの上位 4 社に集約され再編は完了した。ドラッグストア業界は、大 手 1 0 社 の シ ェ ア が60%を超えて成熟期から大手統合の時代を迎えつつある。一方、調剤トップ10社の市場シェアは13%台。今後10~15年で上位10社のシェアが50%となるまで中小薬局の業界再編が進んでいくだろう」と分析。

起業した時の原点に立ち返る

「業界再編は、強い企業やリーダーシップのある経営者が集い、起業した時の原点に立ち返り、情熱を持って産業構造を変え、新しいビジネスに挑戦していくこと。あるべき業界像について、熱意を持って考え抜くことが最重要である」と強調する。

UBMメディア株式会社

最終更新:7/26(水) 7:20
健康産業新聞