ここから本文です

インディカー2018年新マシンのテスト開始。新車導入で30~40%コスト削減に繋がる?

7/26(水) 12:26配信

motorsport.com 日本版

 インディアナポリス・モータースピードウェイで始まったインディカーの2018年仕様エアロキットのテスト。ホンダエンジン搭載車にはオリオール・セルビア、シボレーエンジン搭載車にはファン-パブロ・モントーヤが乗り込み、早速周回が重ねられた。

【ギャラリー】25日からインディアナポリスで始まった2018年用マシンの実走テスト

 このニューマシンは現在の車よりも軽く、現時点ではダウンフォースの66%がマシンのフロア部分で生み出されているという。また、安全性の向上が図られている。

 さらにマシン上面の空力パーツを減らすことで乱流の発生を低減し、オーバーテイクのしやすさも向上することが目指されている。

コスト削減により、新チームの参加を推進

 2018年にユニバーサル・ボディキットを導入する主な目的は、新チームを誘致すること、そして現在のチームの参戦コストを低減し、予算面での安定性を支援することにある。

 インディカーの競技部門代表であるジェイ・フライと彼の技術チームは、新マシンの導入初期の支出を、既存のチームにとって合理的な金額に抑えたいとしている。

「私たちが注視しなければならなかったことのひとつはコンバージョンコスト、つまりマシンを変更する上で要するコストだ」

 そうフライは語った。

「そして、それは最初に考えていたほどではなかった」

 フライと彼の技術チームによれば、シーズン中に交換用パーツを購入するためのコストを引き下げる努力もなされたという。今回発表されたユニバーサル・ボディキットは、現在シボレーとホンダがそれぞれ用意しているエアロキットに比べ、はるかに単純なデザインになっている。

 フライがダラーラとパーツの価格を3年間固定する交渉したことで、チームは購入する必要があるボディワークの数が減ると共に、年間にかかるパーツの費用を抑えることができる。

「年間のコストは、現行車の30~40%削減する必要がある」

 そうフライは語った。

「共通マシンを持っているということは、我々はそれ(コスト削減)についても交渉できるということだ。これは3年後に再び交渉することができる。だからチームは、それを計画することができるんだ」

「実際のコンバージョンコストがどのくらいになるのか、そして年間予算はどのくらいになるのか……これらは実に重要なことだった」

1/2ページ