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沖縄・慶良間島入り、外来種学ぶ 奄美こども環境調査隊

7/26(水) 13:00配信

南海日日新聞

 「人と自然の関わり」をテーマに、奄美の子どもたちが環境問題について学習・調査する「奄美こども環境調査隊」(奄美市教育委員会、南海日日新聞社主催)の隊員6人が25日、沖縄県の慶良間諸島に入った。鹿児島県奄美市内の小中学生で構成する調査隊の現地視察初日は、座間味島で外来種が島の生態系に与える影響などを学び、沖縄の子どもたちとの交流も深めた。

 島の環境保全を担う未来のリーダー育成などを目的に、沖縄タイムス社が主催する「沖縄こども環境調査隊(8人)」との合同企画。奄美の子どもたちの参加は2013年度以来2度目。慶良間諸島は14年3月に国内31件目となる国立公園に指定されており、隊員は3泊4日の日程で滞在し、フィールドワークを通して人と自然の共生の在り方を探る。

 奄美、沖縄の両調査隊はこの日、沖縄本島から高速船で座間味島に入った。元座間味区長の宮里芳和さん(69)に慶良間諸島の歴史や文化について学んだほか、環境省慶良間自然保護官事務所の自然保護官を講師に招いて、北米南東部原産のトカゲ・グリーンアノールといった特定外来生物の問題を学習。グリーンアノールのわなを仕掛けた現地調査も行い、(1)入れない(2)捨てない(3)ひろげない―の外来種被害予防3原則に理解を深めた。

 この日の活動には地元の座間味幼小中学校の児童6人も加わり、隊員と昼食などをともにして親睦を深めた。

 奄美こども環境調査隊の一人は「沖縄にも外来生物を駆除するためのわながあることを初めて知った。元々いた国に帰してあげられるような対策があったらいいと思う」と話した。

奄美の南海日日新聞

最終更新:7/26(水) 13:00
南海日日新聞