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地球上の氷が全て溶けたら、どうなる? ー 地図で見る海面上昇後の世界

7/26(水) 20:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

ナショナルジオグラフィック(National Geographic)によると、無制限に化石燃料を消費し、二酸化炭素を排出し続ければ、気候変動が進み、北極や南極、山頂の氷を全て溶かしてしまうという。

【画像】地球上の氷が全て溶けたら、どうなる? ー 地図で見る海面上昇後の世界

海面上昇は、約216フィート(約66メートル)に達し、マイアミやブエノスアイレス、カイロなど海沿いに位置する都市が沈むだろう。

Business Insiderは、この世の終わりとも言える未来を再現したアニメーションマップを製作した。

下で確認してみよう。

気候学者によると、早ければ今世紀末には、地球の一部で人間が生活できなくなる。

気候変動によって大規模な食糧不足や干ばつ、大洪水、伝染病、海洋汚染、記録的な熱波といった危機がもたらされる。

デビッド・ウォラス・ウェルズ(David Wallace-Wells)氏が、ニューヨーク誌の特集で指摘したように、専門家はこれらの災害が戦争を引き起こしたり、半永久的な経済崩壊に繋がる可能性があると予測している。

氷床や氷河がますます急激に溶けることで海面が上昇、世界各地の海岸線の地形が変わる。地球上の全ての氷が溶ければ、マイアミやその周辺は海に沈むだろう。

ヨーロッパはロンドン、ベネチア、オランダに別れを告げることになる。

現在、人口1億6000万人以上を抱えるバングラディシュ全土と人口460万人のコルカタも水に飲み込まれるだろう。メコンデルタが水であふれ、カンボジアのカルダモン山脈が島になる。

オーストラリアは、約80%の市民が生活する沿岸地域の多くを失うだろう。

上海は東シナ海に沈むだろう。

南米では、アマゾン川流域やパラグアイ川流域が消えてしまう。ブエノスアイレスやパラグアイの大部分も崩壊する。

アフリカは、他の大陸に比べると海面上昇によって消失する土地は少ない。しかし、耐え難い熱波に見舞われ、大部分の地域で生活ができなくなる。

地球上には500万立方マイル(約2084万立方km)以上の氷がある。複数の研究者によると、この氷が全て溶け切るには5000年以上かかる。しかし、二酸化炭素の排出量を抑えなければ、わたしたちの次の世代が生きているうちに、一部の都市がなくなる可能性もある。

[原文:What the world would look like if all the ice melted]

(翻訳:梅本了平)

最終更新:7/26(水) 22:10
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