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フォースインディア、次なる標的はレッドブル。「諦めずに追いかける」と語るチームオーナー

7/26(水) 12:51配信

motorsport.com 日本版

 シーズン折り返しとなる第10戦が終了した時点で、95ポイントを獲得しているフォースインディアはコンストラクターズランキング4位となっている。ドライバーのセルジオ・ペレスとエステバン・オコンは、モナコとバクーを除いてダブルポイントを挙げている。

【写真】10戦中8回、ダブルポイントフィニッシュを飾る抜群の安定感を発揮しているフォースインディアコンビ

 スペインGPではペレスが4位、オコンが5位を獲得したのが、チームの今季ベストリザルトである。

 コンストラクターズランキング5位のウイリアムズは41ポイント止まりで、フォースインディアは彼らに対して大きくリードしている。しかし、フォースインディアにとって次なるターゲットとなるランキング3位レッドブルとの差はさらに大きく、79ポイントの開きがある。マックス・フェルスタッペンが信頼性の問題に苦しんでいるとはいえ、ダニエル・リカルドが1勝を挙げたのに加え、ふたりで計6度表彰台に上がっているため174ポイントを獲得しているのだ。

 フォースインディアのチームオーナーであるビジェイ・マリヤは今シーズン開幕前に、目標はコンストラクターズチャンピオンシップでトップ3以内だと答えていた。そして彼は、レッドブルがポイントとマシンのペースの面でアドバンテージを持っているにもかかわらず、その目標はまだ実現可能だと主張している。

「我々は最低でも9度は(2台ともポイント圏内でフィニッシュする)ことができたはずだが、それでも10戦中8度それを達成できたのはかなり良いことだ」と、マリヤはバクーでの”同士討ち”について言及しつつ、シーズン前半戦を振り返った。

「競争力があり、素晴らしいドライバーがふたりいることに非常に満足だ。2台のマシンが定期的にポイントを獲得している。それこそが我々に必要なことなんだ」

「10戦を終えて、95ポイントも獲得している。チームの歴史の中で、シーズンのこの段階でこれほど多くのポイントを獲得していたことは記憶にない。我々は、最も近いライバルであるウイリアムズより54ポイントもリードしており、4位の座を固めていっている」

「シーズン後半にどんなチャンスがあるか見てみよう。私はレッドブルを追いかけるのを諦めない。常に目標を高く設定するのは良いことだ。そうすることで、本当に自分たち自身を高めることができるんだ」

「たとえその目標が達成できなかったとしても、2年連続で4位という成績を残せる可能性は高いんだ」

 レッドブルとの差を縮めるために必要な開発プログラムに要するリソースを、チームは持っているのかどうか聞かれたマリヤは、シーズン終わりまで開発をプッシュしていくことの証拠として、チームはシンガポールでアップグレードを投入することを予定していると明かした。

「シンガポールくらい先にアップグレードの投入を計画しているのなら、言うまでもなくそれを行うための資金があるということだ」と彼は述べた。

「2017年のマシンは新型車であり、昨年型のマシンから何も持ち越せるものがないとすれば、今年は1年を通してしっかりとした開発プログラムが必要だ。我々はいつもそうしてきたため、驚きはない」

「毎回小さな前進を積み重ねていきたい。しかし、最終的に最適解を見つけた時には、我々のマシンはかなり良いはずだ。それがすぐに見つかることを願っている」

Jamie Klein